みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

初歯医者

ハードな今週の予定の最後は初歯科受診。

障害がある人を専門に診ている歯科医に行った。施設に通園するお友達も多く通っている。

誰でも初診は多少は緊張すると思うが、力を連れての初診は、本当に神経質になる。
母は二週間前に予約してからずーっと、大丈夫か、と、ドキドキだった。

行くと、マンションの一フロア。
子ども対策万全のところで、ゆったりしていて、安心した。

最初に問診だったが、さすがに、慣れている先生なので、
力のトリーチャーコリンズ症候群のこともご存じだったので話は早い。

力はいろいろ説明事項が多いので、
今回は昨年から作っている「力のおせわノート」を持参して渡してきた。
薬はお薬手帳でクリアしたし、母子手帳は持参するように言われたので、
それらを元に話して、大体のところはわかってもらった(と思う)。

通園施設に毎年歯科講習会に講師として来てくれている先生に、
昨年から、早めに受診しないと、将来困ることになるかもよ、みたいなことを言われたので、
行かねばと思いつつ、なかなか体調が落ち着かず、優先順位が低くなっていた。
今年もまた言われたので、梅雨明け位に、と、ととうとう受診できたのだが、
その先生の問診の後は、歯科衛生士さんの歯磨きチェックが主で、
最後に、
「長い付き合いになりますが、しっかりケアしていきましょう!」
と言われて終了。

歯のかみ合わせの溝が浅く虫歯にはなりにくい歯らしいが、
嚥下がうまくないので、口腔内の循環はいいとは言えない。
フッ素入りの歯磨き液をもらって、帰宅した。
力は、少し泣いたが、吸引もほとんどいらずに、帰宅車内ではぐっすり寝ていたのでよかった。

ハードな4日間がようやく終了したが、今のところ、元気はあまりないが、落ち込んでもない。
週末はゆっくり静養して、梅雨明けの暑さに負けないように挽回させねば!