発射予告のこの週末。
新聞やニュースに敏感なおねえ達、かなりビビっていた。
もし発射されたとしても、当地は予定の飛行区域からかなり離れているから、
と言っても、2人して厳戒態勢である。特に下のおねえR。
土曜の誤報、2人に緊張が走る。ひええええ、という顔でニュースを食い入るように。
そのまま終日、緊張しっぱなしだった。
翌日の日曜。朝早くから、テレビつけた方が?と気になる様子。
11時からの予告やけん、と言うと、11時ちょっと前からテレビをつける。
番組内で午前中発射予定、と言われると、
午前中に発射ってよ?てことは、あと50分位やない?
と、2人して、正座してニュースに釘づけ。
11時半になった!あと30分よ、などと言っているうちに、速報。
あああ、お母さん!お母さん!これ発射じゃないと?ちょっと!
などと大騒ぎしてすぐにしーんと。
立て続けに速報が報道され、10分ほどで、とりあえず、ほっとしたようだ。
それでも、疑り深いR。
でもさ、もしかして、万が一、ってことがあるっちゃない?
などと、おねえNと相談。
正午の政府発表を見て、よかったー、もう大丈夫。
なーんだ、じゃあ、準備したのって、損やんか!
などと、大口をたたいていた。
あーよかった、緊張してどきどきしたもん、とのこと。
ちょうど世界地図があったので、この辺から飛んでこの辺に飛んだ、などと説明してやると、
納得したらしい。
そのまま、今までビビっていたことを忘れ、世界地図のとりこになっていた。
それにしても、こんなおねえ達でさえ、緊張させる今回の事件。
ミサイルであろうと、衛星であろうと、
上空を飛んで行った東北地方の方々の心配はいかばかりか。
騒ぎすぎ、とも言われているが、いまだ平和ボケと言われる我が国だ。
誤報の件も含めて、脅威に対する心構えなど、今一度考えるべききっかけだろうと思う。