みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

ゴホンといえば龍角散

力を授かり、夜ぐっすり眠ってしまうことができなくなったので、
風邪気味でも、眠くなる成分が入っているほとんどの風邪薬を全く飲むことがなくなった。
というのも、一度、市販薬ならそんなに大したことはなかろう、と、
風邪気味の時にメジャー薬「ルル」を夜飲んで寝た際、
夜中、力がゼロゼロいいだして、吸引に起きねばならない時の朦朧感(ムンクの叫び状態)に、
ほとほと参ってしまったから。

だから、絶対に風邪ひかないよう、まずは予防、予防である。
力の為に必要に迫られて、ではあったが、実は自分や家族にとってとてもいいことで、
風邪をひかない日々の、なんと快適なことか。

予防するにあたって、手洗いうがいは、基本の基本だ。これなしで、予防できるわけがない。

次に、「のどを冷やさぬ」こと。
季節の変わり目くらいから必ずタートルの服を着用したり、スカーフやストールなどを首に巻く。
これはかなり効果大。

また昨年に、娘のピアノの先生から教わった、「寝る時マスク」。
楽家等、のどを使う職業の方々がほとんどやっているらしく、
なるほど、理にかなっている。意外に盲点の夜の乾燥は、風邪の大敵だ。
マスク内にガーゼ等を湿らせたものをはさんでおくと、さらによい。

それでも、どこからかもらってしまったような気がした時はすぐに放置せず、「葛根湯」を飲む。
眠くならないので、現在、私が飲める唯一の薬である。
ただ、すっかり風邪をひいてしまうと、効果が薄いので、放置しない、というのがポイント。

それでも、なんとなくのどが痛くなっていやーな感じを醸し出す時がある。

あやしい時は「日本酒湿布」を常用していた。
のどがイライラする時に、タオルなどに日本酒を浸したものを(ちゃんと絞ること)首に巻いて寝る。
酒臭いが、朝はすっきり。昔から伝えられている民間療法だ。
先日、のどが痛いと言っていた小学生のおねえにも効果があった。

でも、もっと即効性がある何かはないかな、とも思っていた。何より日本酒湿布、酒臭い。
トローチなども使うことがあるが、今ひとつ効果が薄い気がする。

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そんな時、ドラッグストアの隅の方に、
ポツンと陳列してある『龍角散』が目にとまった。
私が小さい時から薬箱に常備してあったが、
子ども時は苦くて何じゃこりゃー、と飲めずにいた薬。

「ゴホンと言えば龍角散
とのフレーズを知っている人は、多分私と同世代以上の方々だろうが、
それを思い出しつつ手に取り、思ったよりリーズナブルなので、購入して服用してみた。

昔と同じく銀色のシンプルなアルミ缶に入った細粒。
小さな耳かき大のさじ山盛り一杯分(大人分量)を、水を飲まずに舌に乗せて溶かして服用する。
スーっと清涼感はあるが、やっぱり大人になっても、苦い。
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しかし!
私にはかなり効いた!
さすが、「日本ののどを守って200年」の龍角散だ。
アナログちっくな薬だが、それも好ましく思えてきた。
一日6回は使っていいらしい。他ののど薬と比べてもリーズナブル価格も魅力。

のど痛にお悩みの方は、試してみるのも一つの手かも。
※ただし、生薬中心でもアレルギー他注意を要す人もいます。どうかなという方は必ず医師にご相談を!!


先日からの力の逆流症に聞いたかもしれないツムラ六君子湯の効果もあわせて、
すっかり漢方や生薬のとりこ、である。

(画像は全て[龍角散HP]より抜粋)