先日、上のおねえNとの会話にて。
N:あのねー、今日授業でね、反対の言葉探ししたとー。それでね、お母さん質問です。
「脱ぐ」の反対の言葉は?3つあるやろー。Nね、すぐわかったよー。
母:あー、脱ぐの反対ー?「着る」やろー、あと何かあるっけ?
N:えー1つしか分からんとー。あと2つあるやろー。みんなももう一つは、すぐに言ったよ。
でも、3つ目は、他の人が誰も気付かんかったけん、私だけ手を挙げたと!
母:えー、3つもあるかね?
N:もー、大人のくせに、何でわからんとよー。もう1つは「履く」やろー!
母:おおー、そうやね、なるほどなるほど。で、もいっこは?
N:えへへー、あのね、「かぶる(被る)」!
母:(感心!)おおーすごいね、3つがすぐに思い浮かんだと?すごいね!!
N:(鼻高々!)
N:でねー、あとねー、いろいろあったっちゃけどねー、先生がね、
「かわいいの反対語が「キモい」と言う人がいますが「キモい」は日本語じゃありませんからね!」
ってさ。おもしろいやろ。
母:そりゃないよねー。「かわいい」と「キモい」ねー。でもわからんでもないね、今どきならさー。
N:そうそう、私も、わかるわかる、とは思ったけどね。
母:でもさー、そういえば、「かわいい」の反対語って何かな?
N:うーん、うーん。。。
母:「かわいくない」はだめよ。
N:よねー。何かなー。わからーん。ねえ、おかーさん、答えは?
母:・・・そういや、おかーさんも、わからんなあ。「にくらしい」とかでもないしね。
いやー、これは深いね。調べないかん。ねーNは、先生に聞いてみたりしてよ。
N:うんわかった!
で、後日。
母:ねー、N、「かわいい」の反対語聞いた?
N:あー、うん。聞いたけど、先生、わからん、って。
母:ええええ、そりゃないやろー。
ということで、母、調べてみたが、納得できる明確な答えは見つからず。
でも考えてみれば、そりゃそうだ。
既に、「かわいい」の意味は、使うシチュエーション含め、千差万別だ。
反対語探しなんて、ナンセンスだ、という人もいる。確かに、言葉の意味は、唯一無二ではない。
でも、質問することの意図をしっかり把握して、それを伝えることができれば、
子どもにとっては、「ことば」を考える、いいきっかけになると思った。
こんな会話のように。
それにしても、「かわいい」の反対語って、何だ?