みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

新学期スタート

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今日から新学期。
夏休みは力が元気で入院なしだったおかげで、おねえたちは、夏休みらしい日々を過ごせたようだ。
よかったよかった。

ひるがえって母はというと、すっかり夏疲労してしまった。
新学期スタート、なんとなくホッとしている。

さて、力はすでに先週から夏休み明けの新学期に入っている。
今日も通園日、朝、うんちもしっこもすっかりさせて、遅れ気味に出発するも、
車の中で激しいおう吐感。
顔は真っ白だ。車の中で吐かれると、大変である。
吸引器つけっぱなしで吸引しながら、気を紛らせようと、大声で歌ったりして、
なんとか吐かずにしのいだ。その間15分ほど。行く前に母はすっかり体力消耗した。

到着すると、すでにみんな、別室にて運動会の練習に入っていた。力もそこへ行き、すぐに練習。

リハビリ時にも使う椅子にキャスターが付いていて、それで、ぴゅーんと動かして移動する、
という他愛もないものであるが、力にとっては、大事業なのだ。

ふんじばられている状態がとても嫌がるので、
少しでも座っている時間が長引くと大粒の涙をこぼして号泣する。
でも短時間なら、ぴゅーん、には、楽しい気分になっていたようだ。
本番も、泣かずにやれたらいいけどねえ。

帰宅後、力、やや疲れてはいたが元気でテンション高し。

運動会で男の子はハチさんの扮装なのだが、そのオプションとして先生が触角を作ってくれている。
それをどうやってつけるか、と話していた。
短髪のお友達は、ニット帽に縫い付けて、それを被ることにしているが(みつばちハッチ状態)、
髪ふさふさのお友達は、髪を上で二つ結んで、触角を差し込み。それがとってもかわいかったので、
力もできないか、家でおねえたちのアドバイスを受けながら、やってみた。

すると、写真のよう。ふさふさでないので、力弱い結び目ではあるが、なかなかかわいいじゃん~。

これにけってーい!