妙齢の女性たちが(あえて。今どきの女子たちはどうか不明なので)、
少女期に読んだ本の一つで、知らない人はあまりいないであろうこの物語は、
少女文学の最高峰の一つと言われる。
今年2008年は出版されてちょうど100年に当たる年。
本はもちろん、いろんなグッズや、
物語の舞台のプリンスエドワード島ツアーが人気らしい。
少女期に読んだ本の一つで、知らない人はあまりいないであろうこの物語は、
少女文学の最高峰の一つと言われる。
今年2008年は出版されてちょうど100年に当たる年。
本はもちろん、いろんなグッズや、
物語の舞台のプリンスエドワード島ツアーが人気らしい。
「赤毛のアン」シリーズは、以下「アンの娘リラ」まで全10巻。
実は著者ルーシー・モンゴメリは、「赤毛のアン」のあまりのブレイクぶりに鬱になり、
「アンの青春」以降のシリーズ本は、出版社から無理やり書かされた、との後日談が明かされた。
「アンが嫌い」とまで言っていたらしい。
実は著者ルーシー・モンゴメリは、「赤毛のアン」のあまりのブレイクぶりに鬱になり、
「アンの青春」以降のシリーズ本は、出版社から無理やり書かされた、との後日談が明かされた。
「アンが嫌い」とまで言っていたらしい。
「AnnではなくAnneと終わりにeをつけて呼んで下さい。だってその方が断然素敵なんですもの。」
なんて、引き取ってもらえるかどうかの瀬戸際で言ってのける、
ちょっと変わったはちゃめちゃな主人公アンシャーリーは、
「アンの青春」以降は、賢いいい子から結婚して良妻賢母となり、
家族を支える奥ゆかしい女性と成長していく。
ちょっと変わったはちゃめちゃな主人公アンシャーリーは、
「アンの青春」以降は、賢いいい子から結婚して良妻賢母となり、
家族を支える奥ゆかしい女性と成長していく。
人間の成長と言ってしまえばそれまでかもしれないが、当初からするとまるで別人のよう。
著者の後日談を聞いて、なるほど、そんなわけだったんだ、と妙に納得したものだ。
著者の後日談を聞いて、なるほど、そんなわけだったんだ、と妙に納得したものだ。
といっても、この「赤毛のアン」。今読んでも色あせぬ魅力。
100年を機に改めて読んでみてはいかが?
「赤毛のアン」を最初に日本語に翻訳して紹介した村岡花子訳のスタンダード本が、
今年、村岡花子氏の孫の村岡美枝氏が訳補填した新装版として出ている。
100年を機に改めて読んでみてはいかが?
「赤毛のアン」を最初に日本語に翻訳して紹介した村岡花子訳のスタンダード本が、
今年、村岡花子氏の孫の村岡美枝氏が訳補填した新装版として出ている。
それにしても、何度も読んだものだ。アニメも大ファンで欠かさずみた。
ラストのニ章でぐっと締める。
神様を信じるわけではないが、いつも、自分にとっての岐路に、頭をよぎる。
ラストのニ章でぐっと締める。
神様を信じるわけではないが、いつも、自分にとっての岐路に、頭をよぎる。
「神は天にいまし、すべて世は事もなし」