みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

外遊び

週明けは療育通園へ。
本日の活動は外遊び。通っている療育センターは都心にある。
福祉施設としては大きな施設で歴史も古いが、園庭がない。
だから、隣の保育園の園庭にお邪魔して遊ばせてもらう。

園庭がない?なんとも変な話だ。
貸していただいている保育園だって園児がいるわけで、
おいそれとどうぞどうぞと貸せるわけではない。
お隣のよしみで、好意で貸してくれているこの状況。
来月末で、一つの駐車場スペースが使えなくなるという通知も来ていた。
全くねえ。なんともはや。どうにかせんといかん。

療育センターに通っている子どもたち、
特に肢体不自由と分類される力のような子どもたちは、
体が丈夫、ということは稀だ。
だから、外遊びも、誰にとっても快適な春秋の、
とても短い期間だけの限定お楽しみなのだ。

園庭には定番遊具がある。
先生たちが工夫して、首や腰がすわらない状態でもブランコに乗れるような椅子を持ち込んでくれたり、
滑り台には膝にのっけてトライしてくれたり、砂場で手足を砂に触れされてくれたり、
いろいろと体験させてくれる。
自力で公園に行って親子で、となるとなかなかこうはいかないので、
ありがたい時間だ。

暑いのとまぶしいのが苦手な力は、
園庭に行くとだいたい目をつぶっている。
結構温度が高かったのですぐに日陰になっている砂場に行くと、ほっとしていた。

次にブランコに乗せてもらったが、
やっぱり目をつぶって緊張していた。しばらくして慣れたのか、目をつぶって笑ったりしていた。

最後に先生のお膝に乗せられて滑り台に。
いちばん上で高い高いをしてもらったら、豪快に泣き出した。
目をつぶっていたが、高さが怖かったのだろう。

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帰宅してぐったりするかと思いきや、けっこう元気。


翌日、祭日で休みだったので、午後、お姉ちゃんたちと近くの大型商業施設に散歩。
出がけは眠っていたが、まぶしさに起きてばたばたしていた。
とても暑く、半そでにしたら、少し機嫌が良くなった。

イメージ 2
帰宅後、ちょっと疲れていたようだが、
まあ機嫌は良かった。
タオルをちゅうちゅうが最近の落ち着きツール。


日差しも温度も、徐々に慣れていってもらわねばなあ。