みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

吐きぐせか

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どうも昨晩から母調子が悪い。
というか、多分おねえの入学式の、ハードな小雨交じりの一日がきっかけのような気が。
通園バスでとどめをさされてのかもしれない。風邪傾向。
力は「かあわいいい!」でうはうは笑うようになった。
元気で超ご機嫌なんだが、吐く。
吐いた後はまたご機嫌、の繰り返し。
今朝なんか、ヘルパーさんが来てくれている時に、
めちゃくちゃ吐いたらしい。
吐くのはほんと、力もつらいし、私もつらい。
また、
気管切開孔の肉芽から、昨晩かなり出血してしまった。
術後傷がまたいまいちな状態になっているのだ。
吐いたりよだれなどで、湿潤状態になることを防ぐのは難しいし、
なかなかうまくいかないものだ。
それに、力が太ったのか、カニューレがあってないような気がする。
顎にぐいっと食い込んでいる感じ。とにかく、明後日受診予約しているので、相談だ。

今年度から、
療育も通院もない曜日はヘルパーさんに来てもらって、
母のフリータイムを設定しようと考えている。
下のお姉ちゃんの送り迎えがなくなったので、
訪問看護師さんの時間も、自分に時間としてつかえるし。

近くのスポーツクラブで、テニス体験無料だったので、行ってみた。
学生時代は、結構まじめに取り組んでいたので、体力も、テニス自体も、
そこそこ、御接待できる程度にはやれていた。
でも、出産して仕事等が多忙になって、家にいても座る暇ナシ状態だし、
テニスしたとしても子ども連れならまともにやれずに、
そのうち、やる気もなくなり今まできた。
さらに、力を産んでからは、運動はおろか、ほとんど室内で、動きのない生活が毎日毎日。

そこで、いきなりテニスレッスン(しかもミドルレベル!)。
無謀だよなあと思いながらも、行くと、
なんと、高校時代に教えてもらったことがあるテニスコーチではないか!!!
数十コマあるレッスンの中で、コーチは3コマしか担当していない。
まさか当たるとは。びっくりした。
20年以上前になるが、私のことを覚えていてくれた。世間というものはせまいもんだ。

さておき、レッスンは案の定ぼろぼろであった。
最初こそは、そこそこいいんじゃ、と勘違いしそうになったが、
ミドルレベルの皆さんにご迷惑をおかけしまくりの80分。
あーあ、やっぱそうよね。そうは問屋がおろさねえ。

ただの一コマレッスンを受けただけなのに、帰宅後は体中が鉛になったよう。頭痛までしてきた。
風邪もひどくなったみたいで、しんどくて、
夕方の訪問看護師さんの時間は、買い物の予定を中止して、寝床で休んだ。

なまった、なんてもんじゃない。
学生時代は何時間もぶっつづけで緊張を伴う試合をしても足もつらなかったのに、
まさに、それは遠い遠い遠~い昔昔のこと。
夜には初めて、腕までガタが来はじめた。なんと情けないこと。

確かに今までそんな状況でなかったが、おねえ達が就学した今年度からは、
この状況を打開せねば、ここぞという局面で体の方がへこたれてしまうの必定だ。

気力で何とか、なんて、理想。気力を保っていく土台は、やっぱり体だ。

今年度、できる限り鍛えなおさにゃあ~。