「ヒトカラ」
「一人でカラオケに行く」を略して、こう言う。
先日、とうとう、夫、「ヒトカラ」デビューしたらしい。
週末午後、
仕事休みだと言っていたはずなのに、自宅にも携帯にもつながらず、
父と話がしたかったらしいお姉ちゃん、イライラしていた。
ようやくあちらから電話がかかってきたのだが、
私はピーンと来た。
私:「もしかして、ヒトカラやない?さては、とうとう。」
夫:「・・・・・・いや、違う。。」
私:「うそやんー、ヒトカラやろ?そうやろー?」
夫:「・・・うんそう。」
私:「ぎゃははははは。まじでー、はーずかしー。」
単身赴任の夫。
もともと遊び下手である。
週末やることなく、
部屋で延々とDVDドラマ全巻とか見ていたりする。
随分前、ヒトカラの話題になった事があったが、
いやー、でもねえ、やっぱ、ちょっと抵抗あるし恥ずかしいし、
なんぞと言っていたのだ。
下のお姉ちゃんの卒園式が間近。
卒園式後の謝恩会だしものとして、
有志にて歌を歌うことになっているらしい。
初出曲の練習になるので、職場や友人との飲み会などでは嫌なんだと。
こんなのに付き合う気兼ね要らない相手が私くらいなので、
同居していない今、
背に腹は代えられず、とうとう、デビューした、と言っていた。
にしても笑えるのが、
自宅付近のカラオケ屋でなく、
わざわざ電車に乗って、都心に出かけたらしいこと。
全くねえ。ガキんちょか?
○○の穴が小さいヤツたいね。堂々と行けよ!堂々と!
wikiで調べてみると、
2005年位からヒトカラ人口は増えてきて、
今ではまあまあ市民権?を得ているという。
ヒトカラをする理由(下記)を見てみると、
やっぱ、これも今世の縮図だ、と思った。
誰でもいくつかは「これは」と頷ける項目があるのでは?
どなたか、超ヒマ夫と、週末付き合ってやってください。
※ヒトカラをする理由(by wikipedia)
・ストレス発散。
・バンドのヴォーカルとしての練習。
・他人が知らない、あるいは他人に聴かせたくない曲を心置きなく唄いたい。
・音痴や歌が下手といった理由で他人に聴かれたくはないが、唄うことは好きだ。
・タカラ(:多人数でカラオケに行くこと)で曲を披露するための練習。
・カラオケ大会や宴会のための練習。
・タカラでは歌えないようなテンションで歌いたい。
・発音が下手だけど、洋楽を歌いたい。
・歌うのではなく楽器の練習所として一人で利用したい。また、そのついでに歌も歌いたい。
・ダイエットのため。
・他の人が知らないような古い曲や、マイナーな曲を思いっきり歌いたい(軍歌、民謡など)
・暇つぶし
・一緒に行く友達がいない。
・ひきこもりがちで大きい声が出せなくなるのを防ぐ。
・第一興商のDAMにある人気コンテンツ「ランキングバトル」で、
歌唱得点を全国の人と争うあまり同じ曲を何度も歌ってしまう。
故に同じ曲を複数回歌っても気兼ねないヒトカラが支持されている。