でも、ランドセルだけは早々に購入した。
何でかって?
「早割り」だったから。
これも経験則だ。
何でかって?
「早割り」だったから。
これも経験則だ。
上のお姉ちゃんNは目が覚めるほど鮮やかな水色のランドセルを選んだ。
購入直後から、箱から出して、からってはしまい、
また出しては、何か入れたり、ベルトを調節したりで、
私から、たいがいにしなさい!と言われるまで、
一週間ほどいいおもちゃ状態であった。
購入直後から、箱から出して、からってはしまい、
また出しては、何か入れたり、ベルトを調節したりで、
私から、たいがいにしなさい!と言われるまで、
一週間ほどいいおもちゃ状態であった。
水色は、Nのお気に入りの色。
購入検討期間に、夫、
えー、水色とか、いじめられんかいな、
とか言ってやや難色を示していたが、
Nがそこまで言うなら、
と、ある、動物マークの有名かばん屋さんにNと水色ランドセルを見に。
そこで、若目の男性店員から、
「いやー、でも女の子は赤がいいと思いますよー。何かと。」
なんぞと言われ、
「お前が言うなよ、勝手に決め付けんな!」
て腹を立てて手ぶらにて帰ってきた。
(今まであんたも彼側におったやろ。)
購入検討期間に、夫、
えー、水色とか、いじめられんかいな、
とか言ってやや難色を示していたが、
Nがそこまで言うなら、
と、ある、動物マークの有名かばん屋さんにNと水色ランドセルを見に。
そこで、若目の男性店員から、
「いやー、でも女の子は赤がいいと思いますよー。何かと。」
なんぞと言われ、
「お前が言うなよ、勝手に決め付けんな!」
て腹を立てて手ぶらにて帰ってきた。
(今まであんたも彼側におったやろ。)
で、めでたくNは水色をゲットしたというわけだ。
でも、いざ入学してみると、
やっぱり周りは赤が大多数、その中にピンクが少しいるか、そして、
同じような水色ランドセルは、学年に一人もいない現状を目のあたりにして、
げげ、と我に返った?N。
「あーあ、私、やっぱ赤がよかったなー。」
とか、小声でぶつくさ言っているのを何度か聞いたことがある。
そんな声を聞いても、
「いーなー、お母さんも色選びたかったー。お母さんの時は赤だけやったもんなあ。つまらん。」
なんて、独り言のように返す程度でシカトして、今に至る。
やっぱり周りは赤が大多数、その中にピンクが少しいるか、そして、
同じような水色ランドセルは、学年に一人もいない現状を目のあたりにして、
げげ、と我に返った?N。
「あーあ、私、やっぱ赤がよかったなー。」
とか、小声でぶつくさ言っているのを何度か聞いたことがある。
そんな声を聞いても、
「いーなー、お母さんも色選びたかったー。お母さんの時は赤だけやったもんなあ。つまらん。」
なんて、独り言のように返す程度でシカトして、今に至る。
慣れてしまえば、なんてことない。
で、Rの話に戻る。
Rは、もともと、ピンクか赤にしよう、と言っていた。
ぶりぶり女の子系のものが大好きなRだ。
案の定、と言う感じであった。
Rは、もともと、ピンクか赤にしよう、と言っていた。
ぶりぶり女の子系のものが大好きなRだ。
案の定、と言う感じであった。
Rは、こんなことに対してはあまり口数は多くない。
でも、頭の中でものすごくシミュレーションしているのだ。
でも、頭の中でものすごくシミュレーションしているのだ。
決めた?
と聞いても、うーん、多分ねえ、ピンクかなあ。
と言ったり、やっぱ、赤にする、と言い出したり。
と聞いても、うーん、多分ねえ、ピンクかなあ。
と言ったり、やっぱ、赤にする、と言い出したり。
で、とうとう、大人の都合で、早々と11月後半にスーパーへ。
じじばばからのプレゼントだったので、
おばあちゃんとお姉ちゃんたちで買いに行くことになっていたが、
Rはお母さんもおばあちゃんも来て、、、、と、言い出して引かず、
しょうがなく力も連れて、
人が最も少ないであろう、朝オープン直後に、えんやこら、行った。
じじばばからのプレゼントだったので、
おばあちゃんとお姉ちゃんたちで買いに行くことになっていたが、
Rはお母さんもおばあちゃんも来て、、、、と、言い出して引かず、
しょうがなく力も連れて、
人が最も少ないであろう、朝オープン直後に、えんやこら、行った。
ずらりと色とりどりに並んだランドセル。見るだけで楽しい。
うちは、機能よりも色重視だったので、
最も色バリエーション多いこのスーパーにてNも購入した。
うちは、機能よりも色重視だったので、
最も色バリエーション多いこのスーパーにてNも購入した。
「で、どうする?いろいろからってみていいよ。」
と言う母に、R、間髪おかずに
と言う母に、R、間髪おかずに
「あれ!」
指差したのは、一番上に陳列してあった、
うすい水色のランドセルだった。
うすい水色のランドセルだった。
「ええー?ピンクて言いよらんかったっけ?」
「うん、でも、これがいい。これに決めたと。」
「あ、でもさあ、いろいろからってみ、それで決めていいけんさ。
ちーくんもねとーし、ゆっくり大丈夫。」
「うん、でも、これがいい。これに決めたと。」
「あ、でもさあ、いろいろからってみ、それで決めていいけんさ。
ちーくんもねとーし、ゆっくり大丈夫。」
ちょっと考える風で、じゃあ、とキレイ色のピンクをからった。
その次に赤を。
その次に赤を。
「いいよいいよ。ピンクもいいよ。赤もいいね。いろいろな赤があるねー。
黄色はピカピカやね。オレンジは○×ちゃんが、買うっていいよったね。
この前、黒をからったお姉ちゃんもおったよね、かっこいいよねー。茶色はチョコみたいやね。」
などと、母、選択範囲を広げようとしていたが、R全く動じず。
黄色はピカピカやね。オレンジは○×ちゃんが、買うっていいよったね。
この前、黒をからったお姉ちゃんもおったよね、かっこいいよねー。茶色はチョコみたいやね。」
などと、母、選択範囲を広げようとしていたが、R全く動じず。
「R、この水色がいい。」
決定。
その色は在庫が無く、陳列商品しかなかった。
二週間後に来ますが待ちますか?
と聞かれたが、たっての希望で、現品を持ち帰った。
二週間後に来ますが待ちますか?
と聞かれたが、たっての希望で、現品を持ち帰った。
一緒に来ていたNも、そのうすい水色がいたく気に入ったらしく、
ものすごくやきもちを焼いていた。
流されがちなNと、頑固なR。顕著な図なり。
ものすごくやきもちを焼いていた。
流されがちなNと、頑固なR。顕著な図なり。
このうす水色はおそらく、
最近ちょっと気に入っているサンリオキャラ、シナモロールのメインカラーから、
イメージ引っ張られているのだと推測した。
でも、
やっぱ、赤やピンクは違う、と思ったのではないかと感じた。
最近ちょっと気に入っているサンリオキャラ、シナモロールのメインカラーから、
イメージ引っ張られているのだと推測した。
でも、
やっぱ、赤やピンクは違う、と思ったのではないかと感じた。
母、実は、できれば、赤でない色にすればいいのに、
と、密かに思ってはいたのだ。
ここまではっきりと選択するとはなあ。まさか、私の心を読んでのこと?
と、密かに思ってはいたのだ。
ここまではっきりと選択するとはなあ。まさか、私の心を読んでのこと?
Nに引き続き、二人目のランドセル選び、
やっぱりおもしろいトピックスとなった。
もう三ヶ月も前の話になる。
やっぱりおもしろいトピックスとなった。
もう三ヶ月も前の話になる。
あと一月半で、Rもどっきどきどん一年生だ。
お姉ちゃんの鮮やか水色と、このRのうす水色。
水色グラデーションで並んで登下校する後姿は、何て素敵!
と、
母はノータリンにご満悦なのだが、
今まで決断にあまりブレることがなかったR。
Nのように、小学校の洗礼を浴びるのかどうなのか?
母的にはちょっと、「どっきどきどん」なのである。
お姉ちゃんの鮮やか水色と、このRのうす水色。
水色グラデーションで並んで登下校する後姿は、何て素敵!
と、
母はノータリンにご満悦なのだが、
今まで決断にあまりブレることがなかったR。
Nのように、小学校の洗礼を浴びるのかどうなのか?
母的にはちょっと、「どっきどきどん」なのである。
いつも「自分」を真ん中に!