肉芽は「にくげ」と読む。
きっと私も、以前なら正しく読めなかった。
先日の手術は、
切っても取っても生えてくるエイリアンな肉芽を抹殺する為に行ったのだが、
病棟の担当医が感心するほど、きれいに縫いこんでくれて、
術後経過もいい感じなので、安心していた。
ところが、だ。
今日は術後一週間、初の外来受診。
この2、3日痰が多くて、
残っている糸の付近がイマイチきれいじゃないことを耳鼻科医に伝えると、
早速拡大画像でチェック。
もともと、手術傷なので、
やや赤みがあったり、はれぼったくなっていた部分はあったのだが、
今日みてみると、全体的にぶくぶくと腫れている感じ。
さらに、なんと、もうところどころ肉芽が生えてきているのだ!!!
どういうことーーー???
生えてこないように処置してもらったはず。
どうも縫った隙間から、わいてきているようなのだ。
除去できるものだけ、応急的に処置してもらった。
再度オペ、というわけにはいかない。
皮膚化するまで、こまめに受診して観察し、都度処置、という方向となった。
抗生剤と痰きり薬が追加となる。
念のため、今日切除した肉芽を検査に出すことに。
このしぶとさ、何か原因が分かるかもしれない。
実は術後にゴロゴロ切除された肉芽、
培養に出そうかどうか、という話も出ていたのだが、
まあ、ただの肉芽でしょう、と、流していた。
今日の帰宅後、夫と電話にて、
やっぱ出してもらっとけばよかった、
と、後の祭り的に話したが、
検査したところで、
今日の肉芽がでてこなくなって、というわけではないのだ。
くそー、やっぱりエイリアンだ。
切っても取っても死なないのか。
久々に寝不足(力は昨晩2時前までご機嫌で起きてた)の中受診して、
疲れたのもあったが、
どっとへこんでしまった。
なんのためにーー??
リプリーを招聘しなければ。