週末、テレビニュースでみて、翌朝新聞で読んで、寒気がしたこのトピックス。
スペインで開催されていた国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、
「温暖化が広範囲にわたる『回復不可能』な結果をもたらす恐れがある」
という、恐ろしい報告書を採択して閉幕した。
今年は、不都合な真実=ゴア元副大統領と、
IPCCの活動がノーベル賞をもらったこともあり、
温暖化もうやばいって、と、ようやく公にしてもよさそうな世の中になった年だといえる。
数年前のデイアフタートゥモローの映画などは、
少しは世の中を喚起したかもしれないが、
ある一定の評価は得たものの、
まだ映画の中のことでしょ、って感じは否めなかった気がする。
もう、誰もがわかっているこの現実。
あとは、政治の世界が動くだけの話だ、と結んだこの総会では、
特に影響を受ける地域を明言して、リアルに迫っている。
CO2を大量に放出している国の、大きな施策転換が急務であることは間違いないが、
こんなニュースを、自分たち個人のこととして、
多くの人が意識することは、大事なことだと思う。
ちょっとだけでも、はじめましょう。
ゴミを減らしたり、マイバッグ持ったり、不使用電源をパチンと切ったり。
1世紀先の、孫やひ孫ちゃんたちのためにも。