みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

Sちゃんついに来る

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天災もなく、とうとう友人のSちゃんがやってきた。
(Sちゃん、とは、お姉ちゃんたち用に教えた彼女の名前。)

力は、また、お客さんが来る前の朝寝熟睡。
お陰で、掃除や片付けができた。
といっても、特に拭き掃除は、最近、
私の監督下でお姉ちゃんたちがかなり上手にやってくれてる。助かる。

先日、力のお友達にお出ししたピザを、調子に乗って、また作った。
お姉ちゃん達が、食べてなかったのもあり。

力は、ちょうど、Sちゃんが部屋に入ってきた瞬間に目を覚ました。
まあなんて、グッドタイミング。

寝ぼけてぼんやりしていたが、
Sちゃんのことは、すぐに受け入れたようだ。
嫌な顔せず、じいーっと見つめていた。
よくわかってらっしゃるわ。

他県在住で、
乳飲み子含む子どもを3人おいてきたSちゃんの滞在は正味4時間。
数年ぶりに顔をあわせるので、
いろいろと積もる話もあった気がしていたが、
彼女が帰った後振り返ると、
井戸端話の域を脱しない、結構どうでもいい話ばかりしたような。
(帰宅後の彼女も、同じように思ったらしく、メールで)
まあ、友人とは、こんなもんだろう。

力も、お姉ちゃん達も、機嫌よく、楽しそうに過ごしていたので、
よかった。

昼寝をほとんどしなかった力、夕食時に、すっかり寝てしまった。
食べて、急いでお姉ちゃんたちと風呂に入り、
あがってきた時にまさに起き、そして、大泣きしだした。

どうしたんだーーー??

顔色も悪くないし、別にこれといった変化もなし。
お姉ちゃんたちを寝かせても延々と泣いていたので、
心配になってきた。

抱っこしたり、おしゃぶりあげたりするも、収まらず。
うーん、どこか痛いのか、しんどいのか?

げほげほと、咳き込みぺロッと少しだけ吐いてた。
注入をすぐ止めて、管を外した。
腹か?

聴診器をあてて、腹の音を聞いてみる。いつもどおり。
ついでに、肺と心臓の音を確認。泣いているから心拍は早いが、大きな変化なし。
身体の傷などを探すも、何もなし。

何よーこれ。わからんーー。
閉口していたら、
ぴたっと止まった。
しばらくぼんやりしていたかと思うと、
急に、ご機嫌な顔でゴロゴロぶうぶうやりだした。
えへへ、とか言って。

わからんーーーー。

様子をみていたが、何もなく、
そのまま風呂へ。
やはりご機嫌。

なんだったんだろう?
今でも、機嫌よく起きてる。