みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

プロの技

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(療育センターからかえってきて、すぐ風呂に入れた。ちょっと疲れたか、力)


療育センターに行った。
先月、最初の診察や問診などがあったのだが、
今日が、初の療育デビューってことになる。

先月の初訪問の時に、いつでも療育にきていいよ、
といわれていたのだが、
何となく消極的になっていた。
寒い時期だし、連続して入院したこともあり、
出ることに、ちょっと腰が引けてたから。

でも、できれば早く行った方がいいよ、
と、先輩母ちゃんに助言もらって、
行くことに決めた。
12月入ってからすぐ行こうと決めていたが、
ちょうど少し調子悪く、今週に持ち越し。
そして、今日だ。

今日は「プレグループ」というグループに入った。
週一で4回のコース。
その後、正規クラスに入らせてもらうことになるそうだ。
事前レクってところだろう。

今日のグループには、力ともうひとりの7ヶ月のぼくだった。
スタッフの方は、力たち二人に対して、
保育士さん、看護師さん、訓練士さん、リハビリの方。

正味45分のメニューは、
お姉ちゃんたちの保育園の0歳児の子達との遊びとほとんど同じような、
簡単な遊びと、身体のマッサージについて。

ただ、これだけなのに、
力のうれしそうなこと!!!
こんなに、いかにも、はっきりなのは、
今までで初、といってもいいのではないか。
スタッフ皆さんの雰囲気作りは、まさに、プロの味だ。

ここでやってもらった、
「大風こい」、も、「一本橋こちょこちょ」も、
私は既に知っていた。
でも、
力にはやってあげたこと、なかったんだ。

下のお姉ちゃんの0歳児の時は数年前。
当時何をしていたかなんか、ほとんど忘れてしまっていたこともあるのだが、
結びつかなかった。
同じようにやればいいんだ、と、思えなかったのは、
つまり、自分の中に、バリアがあったってことに他ならないのではなのか。
こんなに楽しそうな力を見られたうれしさの反面、
ちょっとした自己嫌悪に陥った日だった。

しかし。
先輩母ちゃんの助言は、本当に大正解。
やはり、学ぶべきもの、先輩方の言葉たち。
今日は行ってよかった。
療育プロの技、
これからも、どんどん拝借せねば。

前向いて、攻めて攻めて行こう~。