みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

初外来

イメージ 1

今日は午前中に、外科、耳鼻科の診察。退院後初の外来受診である。

今日も夫は出張で不在の為、
上のお姉ちゃんの登校と一緒に出かけ、
下のお姉ちゃんを園に送り、
その足で病院に向かった。
やっぱり、雨が降っていた。

ベビーカーに力をのせ、
私は、吸引セットと、注入セットを詰め込んだ重たいバッグを斜めがけし、
貴重品などを入れたウエストポーチを腰にぶら下げ、傘を差した。
病院玄関のガラスに映った姿は、
どっか山奥から出てきたおのぼりさんのようだった。

行きの車内では力が眠ってくれたので、吸引はスタート時1度ですんだが、
病院についてから、興奮したのか、
すぐゼロゼロ言い出すので、自分の吸引セットを使うよりも先に、
何度も処置室に駆け込んでサクションしてもらった。

外科の受付をして、すぐに身体計測。
体重は5日前から100gも増えていた。

すぐにレントゲンに回り、その後、
授乳コーナーで注入をした。

注入終わり、外科診察。
胃ろうの穴がやや赤くはれていたので、
ちょっと気になっていたが、
消毒してこのままでよしとのこと。
また、レントゲン見ると、入院中よりも、
身体の中のガスも抜けて、調子良さそうですね、と言われた。

外科と関係ないが、
力、退院の一週間前位から、
足の膝裏が被れて、じくじくしていた。
塗り薬を処方されたが、治りはぼちぼちなので、
今回の診察では、最も気になったところとして診てもらった。

耳鼻科では、2週間に一度のカニューレ交換だった。
中の肉芽のチェックをファイバでのぞき、
カニューレの入れ替えをした。
カニューレ入れ替えのときしか見られない、
気管切開の孔は、結構、ヘビーである。

診察終わり、入院病棟にとりあえず挨拶に行った。
ちょうどお昼時だったが、
昼休みの看護師さん達も、食事を中座して、
わざわざ出てきてくれた。

それから精算し、薬局で薬をもらい、
力眠ってしまったので、都市高速ですっとばし、
急いで帰ったが、昼の注入時間には間に合わなかった。

遅れて注入開始し、
いつも朝やることにしている器具などの消毒と、
経腸栄養剤つくり、風呂の用意、などなどいろいろとやっていると、
今日の訪問看護師さんが来る時間が迫り、
その前に、と、ばたばたと風呂に入れた。

看護師さんがいる間は、風呂後だし、すっかり気持ちよくなったようだ。
熟睡してしまった。

いやー、雨も降ったし、
やっぱ大変ではあった。
昨晩、寝るタイミングがずれていつもにまして寝不足だったこともあり、
このブログ書きながら、3度も意識を失ってしまった。

今日はちゃんと寝るぞー。
ちからくん、寝てくれよおう。

明日から新学期。心新たに頑張りましょう~。