みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

今日から本番

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退院週末が終わり、
今日から、日常のスタートだ。
昨晩も、かなり寝てくれた。なんていい子なのよう。
また、朝方、注入止まってしまって気づかず、があったが、
すぐに力が挽回してくれた。
これというのも、消化が完璧なのだ。

胃ろうから注入するので、
注入前に、必ず、胃の中の残量を計測する。
調子悪かったり、注入が遅くなったりすると、
消化できずに、胃に残る。
退院後、残量は、毎回ほとんどゼロ。
ウンチも問題なし。調子よし。

今日から訪問看護師さん(医師会所属)に来てもらうことになっていた。
週3回の予定だ。
一番大変そうな、下のお姉ちゃんの保育園迎えの時間に設定し、
力を自宅でみてもらうことにした。

看護師さんは、管理者と、担当さんが二人できて、
いろいろと話した。
サクション手技、清潔動作について、
いろんなアドバイスを受けられることができたのはとてもよかった。
でも、不満を言えば、
サービスが一回90分で、17時までなこと。
90分、これは、超微妙な時間だ。

申し送りして、16時に家を出て、お姉ちゃんを連れて帰ったのが17時ぎりぎりだった。
厳しいなあ。

まあ、ぜいたく言うまい。

サービスを利用できるのが上限週3回なので、
平日の残り二日は、じいさんばあさんに、当面それぞれ一日ずつ来てもらうことになった。
どうにかなりそうだ。

平日のいつもの怒涛の朝の時間、
相変わらず、早くしなさい!準備しなさい!と、キーっとなっていたが、
朝、みんなが出かけてしまった後の、
力と二人の時間の、何とのんびりなこと!
ふたりっきりなの久々よねえ、力くん。
平日の9時から15時までは、ラブラブな時間になりそう。

家にいると、移動時間もないし、
洗濯や食事は自由にできるし、
力が寝ていたら、自分の時間も少しは取れる。
どうにかなりそうだ。

で、いきなり、明日から、夫は出張だ。
もともと、ほとんどうちにいない夫なので、
どうにかなるでしょう。
緊急の時の態勢だけ整えておけば。

そういえば、週末はかなり夫、手伝ってくれた。
結構厳しく言った(ぶちきれた)甲斐があったか?
午前1時の注入は、一応夫の受け持ちとなった。
まあ、あてにはしまい。
1時までに帰ってくる日が何日あるというのだ~。

世の中は、女性のお陰でで回っているのよ。