みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

ズレータのプレゼント

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土曜日は夫に付き添ってもらった。
昼にソフトバンクズレータが慰問に来て、
力の装具にサインしてくれた。
ズレータ、めちゃくちゃでかかったらしい。
彼は、プライベートの時間を使って、何度も訪れてくれているそうで、
そんな話を聞くと、応援に力が入るってもんだ。

次の日の日曜の朝、看護師さんがきて、
「力くん、おたふく風邪かかってないよね?」
といわれた。
生後1ヶ月はNICU、生後5ヶ月以降も入院で、
流行モノにはかかる機会はないと言っていい力。もちろんなし。

聞くと、病棟でおたふく発症した子がいたらしい。昨晩のこと。
力、本来なら、個室状態で病室にいるので、
感染の可能性は限りなくゼロに近いのだが、
ズレータがきたときに、
病棟のロビーまで、夫が連れて行ったらしく、
そこで感染した可能性がある。

潜伏期間は2週間程度。
発症すれば感染源になるため、
はやりモノの感染可能性があり長期入院になる子たちは、
感染症病棟へ強制隔離される。

力の月齢を考えると、可能性自体は低いのでどうなるかわからないが、
病院の感染対策チームの方針に従わねばならないことになる。
集団看護だから仕方がない。
隔離期間は一月程度とのこと。
げげー。

これまでかなり順調な経過をたどっているので、
ここでおたふく発症も勘弁して欲しいし、
病棟を移ることも、完全個室だし、ちょっと不安だ。
来月頭には聴覚検査もあるって言うのに!

ズレータ
君は全く悪くない。
でも、とんだズレータ効果だったよう~。
君にもうつってなければいいが。