みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

「取り越し」ならいくらでも

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今朝行くと、
朝方熱が37℃4あった、と、既にいろんな検査が手配されていた。
おとといからの体重減少もあり、また、夕方の鼻水出してたこともあり。
私達には緊張が走った。
熱は微熱だが、今まで37℃台にのったことはなかったから。

昨日から体重減で心配はしていたが、
見た感じはあまり悪そうではない。ウンチもちゃんと下痢でないのが出ている。
点滴先からの感染なら40℃位に跳ね上がるらしいので、
そうではないのでは、といわれていた。
あと考えられるのは、腸炎や、気管切開孔の感染など。

朝一の血液検査と、昼前のレントゲン検査の結果を待った。
痰と便の培養も出してもらった。

夫に電話すると、昼に都合つけてやってきた。
いつも声かけてくれる入院仲間が、「お父さんが来とったけど、どうかしたと?」
と心配してくれてた。

昼過ぎ、血液とレントゲン結果が出た。
血液は、栄養状態はかなり良い、
白血球の増加はない、炎症反応がやや上がっているが、微増。
レントゲンは異常所見は無かった。
培養結果は数日後。

炎症反応微増については、
今日だけ抗生剤を投入することになった。
熱が出続けなければ、すぐ中止。抗生剤で下痢する可能性があるので。

熱は朝の一回だけで、あとはいつもの通りであった。
顔色も呼吸も安定、脈拍はやや速かったらしいが、落ち着いている。

何が原因かは不明だが、今日の時点では、多分大丈夫、となった。
体重も、昨日より70g増えていた。

ふうー、朝から緊張させるぜ。
でも、取り越し苦労であれば、いくらでもいいよ。
本物にならなければ。

これもまた、気ぃ抜くなよ、母ちゃん!と力に言われているのかも。