みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

生後8ヶ月

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そういえば今日で力は生後8ヶ月になった。
昨日全身計測があったが、体重も身長も頭囲胸囲もほとんど変化無し。

今朝の回診時、執刀医が見て、手術のゴーサインが出た。
このまま容態変化なければ、来週半ばの午後に決定した。

回診後の体拭き後、また昨日と同様、寝てしまった。
ぐっすりすぎて、脈拍が50台に落ちるほど。ちょっと顔色も冴えなかったが、
酸素飽和度は問題なかった。

午後、気管切開ガーゼの取替えなどをしていても起きなかったが、
終わった直後から目を覚ました。
グッドタイミングでじいさんが久々に面会に来ており、
力、じじの顔を見るなり、足をばたばたさせてうれしそうな感じ。
「おい力、こんなによか顔しとーとに、歯痒いかねー。頑張って早う大きくなれよ!」
とじじが声かけていた。ホンネやろねー。力は彼にとって、初の男児の孫だ。

夜、超久々に医師の友人から電話があった。
先月のハリーコールのブログを読んで驚いたらしい。
彼女は医師の立場として、医療の現場に対する思いは様々のようだった。
現場にいる側、患者側、立ち位置が変わると、同じ事柄でも別物になることが多いのだと思う。
全く同じ視点、というわけにはいかないだろうが、
両者同じ方向を向けるシステムって、どうやってか作っていかないと。
医療オーダーメイド化って、言葉だけのただの机上論になってしまいそう。

でもこんなシステム、誰が作るんだろか?
誰かがやらなきゃなあ。