みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

人に触れると

上の子が3月に卒園する。
父母会が盛んな当保育園では、卒園式で父母の出し物がある。
毎年恒例で、歌と構成詩などの呼びかけだ。
われわれ親は、特に今のクラスの親は専門職、フルタイム勤務で忙しい人ばかり。
平日の練習は無理なので、2月に入って練習を毎週末にやっている。

余興好きな私たち夫婦、通常の園行事ではいつも皆さんに頼ってばかりだったので、
今回歌係に手を挙げて、練習の段取りや楽譜調達などをやることになった。

自分でできる作業はあまり負担ではないが、
みんなで練習となると、力を連れて行かねばならないので、なかなかハード。
授乳時間を計画して、クーハン抱えて、さらに上の子たち2人連れて、
楽器や楽譜を持参して、、、もう民族大移動状態だ。

でも、こんなことがないと、みんなの中に力を連れて出て行くきっかけがない。
連れて行ってしまえば、子どもたちや皆さんにあやされて、
家にいるよりもずっと楽しそうな力。
帰宅するとそれから半日は興奮状態が続いて、
夜、いつものように眠らず少々母はしんどいのだが。

上の子たちもそうだったが、他の人に触れることで、成長するんだろなあ。赤ちゃんて面白い。