みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

急がずのんびり

3回目入院、5日目。

 

週明け。

朝、所用で外来フロアに行ったら、

ものすごい数の患者さん。

病棟も今日入院がとても多い、

と話されていた。

こどもの病院の夏休みの風景だ。

 

力は昨夜もよく眠り、

今朝の採血も協力的で、

結果は改善傾向、

注入開始、となった。

 

お腹が減っているそぶり見せているが、

もう少し我慢で、

まずは、経口補水液を少しずつ、

お昼から開始。

点滴と経管栄養が半々になった。

現時点で粛々と進行中。

 

朝のうちに、

久しぶりにお風呂に入れてもらった。

ストレッチャーでのシャワー浴、

髪もゴシゴシ洗ってもらって、

ぼんやりではあったが、

気持ちよさそうで、

こちらもうれしかった。

 

その後顔色も良くなり、

酸素飽和度も一気に安定した。

風呂効果すごい!

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問題なければ、

明日、薄めた経管栄養剤を注入予定。

今回の入院に至ったのは、

おそらく抗生剤の影響だろう、

と言われているが、

経管栄養剤の濃度も関係あるかも、

との外科主治医の意見がある。

 

現時点では、

別病院しかも内科系の管轄になっており、

医師の考え方も異なっているので、

外科の見解含め、

こちらの考え方や、

今までのやり方、経緯など聞いてもらった。

明日の経管栄養剤の濃度や量は、

改めて明日決めましょう、となった。

 

ささっといきたいところだが、

急いで、またやり直し、は、

本人に負担をかける。

ここは、医師とこちらも共有。

辛抱しながら、

少しずつそろそろ、が常道。

今まで何度も何度も、

急ぐほど遠回りしている。

 

のんびり待つこと、

何事にも大事なこと。