2回目入院原因のチューブ破裂の際に、
救急外来に行ったが、
またもや。
しかも、
3度も救急外来に行くことになった。
それも2日間で。
加えてその間の日中、
退院後診察もあった。
3度目(計4度目)救急外来の後、
手術した大学病院ではなく、
かかりつけの病院に移動して、
深夜に入院。
ほっとした。
長い長い2日間を過ごし、
日付もよくわからなくなっていた。
以下、顛末、長文ご容赦。
2回目の退院後、
家でのケアが予想以上に大変だった。
排便頻回でオムツパック一袋を1日で使う状態。
投薬や注入管理は、
今までとは違ったやり方。
吸引はいつも以上に多い。
さらに、
てんかん発作が退院3、4日目に連続でおこる。
てんかんのケアもしなきゃ、、、
と思っていた日の夕方、
血性の便が出た。
焦った。
5年前に収束した、
下血の1年半が頭をよぎった。
排泄後そう時間空けず、
訪問看護師さんが予定来訪。
現物見てもらい、
念の為病院に相談を、とのことで、
一報入れた。
夜、入眠後、
心拍が妙に高めだなとみていたら、
もぞもぞ動き始め、排便。
夕方より血性強めの多めのやつ。
救急外来に電話した。
夕方一報入れていたので、
病院側も対応早かった。
到着し採血、待ち時間は点滴。
排泄物チェックしてもらい、
採血結果から、
様子見で良い、注入も変更なし、
で帰宅となった。
確かに診察中は排泄なかったが、
大丈夫なのだろうか。
日付変わった頃帰宅。
すぐに排便連続。もっと血性。
再度電話、再度救急にとんぼ返り。
今度こそ入院だろう。
当直医は、やはり、
ただちに入院対象ではない、
という。
点滴だけでも、とお願いして、
それから救急ベッドで4時間。
月夜に入って出ると日の出前。
ちょうど真横から朝日が刺さる。暴力だ。
よれよれで帰宅。
その日はもともと退院後診察予定。
少し仮眠して昼頃向かった。
採血やレントゲン検査をして、
結果踏まえ主治医の診察。
肺炎はもう脱している、
血性便については、
おそらく抗生剤の影響か、
もしくは、
経管栄養剤の濃度が濃すぎたのかも、
とのこと。
どちらにせよ、
まずは経管栄養剤ではなく、
水分(経口補水液系)で脱水にならないよう、
注入しながら様子を見て、
便性おちつけば、
薄めの経管栄養剤から再開でよいだろう、
とのアドバイス。
しかしそれでも落ち着かず、
血性便が出た場合は?
何度も救急外来は、
当人も付添家族も負担が大きい。
その場合、
入院して絶食点滴治療が良いと思うが?
と尋ねた。
実は、夏休み期間で満床、受け入れが難しい、
と。
そういうことですか。。。
そこで、対策として、
かかりつけ病院と調整する、
と言ってくれた。
としても、まずは当院救急外来受診後、
かかりつけに紹介という形。
確実に入院の道を開くためと。
夕方帰宅し、力もぐったりしていた。
2日ほとんどまともに寝ていない。
にしては、発作はおさまっている。
疲れたのか、すぐに入眠。
なんとなくこのままでは収まらない気がして、
すぐに家を出発できるよう、
玄関に入院グッズ一式を配備。
急ぎ入浴し、消灯したら、
排泄。もうgoだ。
三度救急外来へ。
当直医には周知されていた。
ひとまず採血、結果確認して、
点滴用の針は残したまま、
採血データと手術や入院サマリー、
紹介状を作成し、先方病院とやりとりして、
送り出してくれた。
大変だったが、もう入院はできる。
そう思うと安心して向かえた。
かかりつけ病院は、
その時間帯は緊急患者さんも見当たらず、
当直医も当直看護師も、
優しくしっかり対応してくれて、
レントゲン撮り程なく病棟へ。
2時半にようやく椅子にすわった。
2年ぶりの入院になる。
妙な表現だが、
かかりつけ病院、いいなあ、と、
とてもとてもほっとした。
ほんの3時間くらいだったが、
深く眠れた。
家に帰ると良いこともたくさんあるが、
家だと、
やりたいこと、やらざるを得ないこと、
全部気がついてやってしまう。
力の新しいケアや、
神経使うもろもろが最優先なのに、
キャパオーバー自覚の数日。
家族もよく手伝ってくれていたが、
それぞれが忙しいタイミングでもあった。
どうすれば良かったのだろう。
入院に至るまでのハードさも含めて、
数ある履歴の中で、
初体験の道のりだったが、
病室に落ち着いた時、
ここ数日の中で1番気が楽になった。
予定通りにいかないが、
もしかすると、
力がまた体を張って、
ここに私を連れてきたのではないかと、
少し怪しんでいる。