みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

手持ち無沙汰な男

入院5日目。少し怒っていたが、

昨日と比べれば落ち着いていた。

 

昨夜、23時前からぽっかり目を開けて、

それから、パタパタっと怒ったり、

ぼーっとなったり。

 

消灯状態で手をバタバタ動かしていたので、

大きなミトンをつけているとは言っても、

鼻のチューブ抜去ありそうでこわい。

看護師さん通じて当直医に相談して、

睡眠導入水薬を処方、投与、

さらに追加投与して、

こちら先に寝落ちしたが、

おそらく3時過ぎに入眠した模様。

終日怒りん坊だったあとは、

入眠はいつも通りだったので、

少しホッとしたのも束の間のこと。

 

今朝はきっと起床遅いだろうと思いきや、

そこそこ早めに起き、

睡眠時間不足で不安定にならないか心配も、

まあまあ穏やか。

 

と言っても、

午前も午後も、怒りん坊は何度かあり、

どうしたもんかと、悩ましい。

発作までは至らないが、

発作に類したもののような気がする。

 

そこそこ穏やかは良いが、

休日でスタッフさん達の出入りも少ないし、

とても手持ち無沙汰っぽい力。

気が紛れないから、怒るのもあるのだろう。

こちらも深夜まで起きていて、

少々くたびれており、

軽くストレッチしたり、

動画や音楽を聞かせるくらいしか、

頭も回らず。

力は体調不良じゃないのに、

なんでこんなに寝てないといかんの?

と目が訴えていた。気がする。

 

胃ろうの漏れ対策パウチは、

結構うまく貼れているようで、

剥がれたり外部に漏れたりのトラブルもなく、

交換することなく持ちこたえている。

 

貼ってくれた専門看護師さんに、

貼り替えてもらうのがきっとベター。

1日1回孔に塗布している、

塩(生理食塩水)の効果のほどは見たいのだが、

何度も貼り替えは、

力の皮膚にはあまり良くはない。

週明けまでうまく保てば良いな、

と思っている。

 

今夜もいつも通り眠ってくれた。

深夜に起きなければよいけどなあ。

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