力の座位保持装置について、
新規の業者さんの椅子を試すことになった。
お世話になっている何人かの方々からも勧められ、
何より夫が入れ込んでいた、
身体に沿ったしっかりホールドタイプの椅子。
今までのとは、コンセプトから異なる。
力はいわゆる暑がり、というか、
背中など何かと接する部分に一気に熱がこもりがちで、
椅子や睡眠時の工夫のメインが熱逃しだ。
(力が小さい頃から床でごろごろ背這い風に動くのは、
移動目的もあるが、
こもり熱対策ではないかと見ている。)
そんな人にしっかりホールド椅子はどうなんだろう?
椅子自体とても良さそうで魅力的。
が、、
私の気持ちの3割(いや4割かな)くらい懐疑的で、
踏ん切りつかなかった。
その旨訓練の先生方と相談して、
まずは使ってみようと、前に進んだ。
採型日。
本人のリラックス状態を待っていただき、
何度か座り直しながら細かく調整していく。
確定まで2時間。贅沢な採型。
力は最初緊張気味だったが、
ぼちぼちゆったりしてきて、
担当の方に、
委ねるのが本当に上手ですね、
と、何度も言っていただいた。
その後、ちょっといろいろあり、
その、いろいろの状況はすぐ解消したのだが、
私はすっきり割り切れずにいる。
どうしたもんかと、
この記事投稿している。
その「いろいろ」がキモなのだが、、
書けない。
まあつまり、
そういうのがすっきりしないってことなのだな。
ただ改めて確認できたのは、
誰にとっても完璧なものは無いということ。
そして、
絶対、というのは、
他人に軽々に使ってはならない、ということ。
私も、
気をつけてはいるけれど、
もしかすると、
軽く使っているかもしれない。
改めてもっと意識して気をつけようと思う。
もし気持ちを害してしまっている人がいたら、
ごめんなさい。
力みたいな、
自分の意思表示が難しい人たちは、
家族でさえ汲み取れていないことが多々あるのだろう。
意志も意思もある彼ら。
一生懸命わかりたいと思っているが。。
意思疎通難しい人たちは、
周りの人たちの助けはやっぱり何かと必要なので、
きっと大幅にこちらに寄せて、
合わせてくれているのだと思っている。
周りが喜んでくれるように、
頑張っているのかもしれない。
それもその人たちの特性で特技でもあるので、
かわいそうとか、
大変だろうね、とか思うのも違うのだろう。
なので、
力みたいな人たちに、
絶対合うよ、絶対できるはず、とかを、
言いたくないし、
軽々に言って欲しくないな。
合わせるのが上手な人たちだから。