みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

元気入院ならではの

入院初日夜、

酸素の入りが下がっている傾向を確認した。

主治医と相談して、

退院後から在宅酸素管理になった。

 

「酸素飽和度」というワードは、

感染症の影響から、知る人が多くなった。

一般的な人がこれを90切る状態はとてもきつい。

 

力は普段の日中は96〜94くらい。

ちなみに私は普段98程度。

試しに1分半息止め後計測して90に。

息止めた後の息苦しさがそんな数値になると、

イメージして良いのではないかと思う。

 

最近の力では、

94前後の数値を見ることが多くなっていた。

自宅では夜間も含め怪しいポイントしか計測しないので、

常時監視モニター可能な入院時、

しかも体調は悪くない状態で、

就寝時の数値が低め推移なのを確認できたのだった。

 

見た目はいつも通りよく寝ている風。

顔色も悪くないのに、

90前後ウロウロしている。

数値イマイチなのは寝入りばなだから?

と思いつつ深夜まで観察。

 

体位変換したり、吸引したりしていたが、

夜勤の担当看護師さん(顔馴染み)が入室してきて、

ちょっと低目よね、上がらんよね、

と、微量酸素を投与開始。

その後は数値安定。

 

主治医に昼前に相談した。

吸引しきれない分泌物の流れ込みもあるかも、

と、ベースが低めな時間帯があるなら、

酸素持って帰りましょうかね、と即決。

 

在宅酸素管理はまだ力が幼い頃していたことがある。

10年くらいあくが、勝手はわかっているし、

業者ともつながっている旨話すと、

それなら話早いね、と、主治医。

通常なら酸素の業者さんと入院時に院内で面談して、

どんな機種入れてどうするか、

みたいな打ち合わせをするのだが、

主治医が指示をすぐに出してくれたようで、

業者から昼過ぎには連絡が来て、

退院日の午後にはご自宅に設置にきます、と。

ささっと調った。

仕事が早い主治医と業者さんに感謝。

 

今回の気づきはタイミング良かった。

下血で入退院繰り返した後回復し、

身長伸び、心の成長も感じられるこの2年。

発作調整も続いていたので、

自宅にて酸素管理できれば安全安心度上がる。

 

良かったなあ。

相変わらず危ない橋渡る前に回避した感。

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という息子は、起きると元気すぎ。

病室でもぐるぐる動き回っている。

身丈が長くなったなあ。。

 

明日昼ごろから歯科抜歯手術開始予定。

うまくいって予定通り戻ってきますように。