みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

季節めぐる

3月上旬の家族での初詣のあと、てんかん発作が出始めた。

週明けから3日連続で夕刻同時間帯。主治医に相談して受診、抗てんかん剤を微増。

3日後には発作は出なくなり早々に落ち着いた。

季節の変わり目でもあるし少し様子見、3月半ばから訪問や外来訓練を再開。

熱が出始めて尿路感染入院、発作と、約1ヶ月半療養モードだったが、

身体の不具合はほとんどなく安心した。半年ぶりの耳鼻科外来にも行けた。

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昨年のこの時期の受診時は桜満開だったが、今年は未開花。

でも晴れて暖かくて良かった。診察も問題なし。

ちなみに耳鼻科主治医は不在にて。

 

昨日、今まで約15年お世話になった療育センターから一旦卒業した。

療育終了し就学後も外来訓練で利用してきたが、

来年度から、新しい訓練施設に完全に移ることにしたため。

最後の2年間担当してくださった訓練士さんが退職されることも理由の一つだが、

療育施設はやはり、就学前の子どもたちがメインの施設なのが主理由。

可愛らしい子どもたちとの訓練は力もとても楽しんでいたが、

訓練設備が力の身体の成長に伴い、

少しずつサイズが合わなくなってきたのは否めなかった。

ありがたいことに、新しい訓練施設は力にも合ったため、

併用のりしろ期間を経て、完全移行に踏み切ることにした。

力にとっても私にとっても、新しいステップアップになればと思う。

 

訓練士の先生は、力の訓練をもって訓練士人生の幕引き、とおっしゃられていた。

長く見知ってはいたものの力には縁がなく、

個人的には怖そうだなあと思っていた先生だったが、

実は真に子ども目線で、力は最初からすぐに心開いていたのが印象的だった。

相談しても淡々と偏らず、でも親身でぶっちゃけ意見も言ってくる先生に、

こちらもとても勉強させてもらえた。

ご縁に感謝感謝だ。

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いまや全世界を揺るがす新型感染症に関する状況は日々刻々変わっており、

不安感は煽られるが、

我が家では今までと同様、特に感染症の時期の注意すべき点は変わらない。

気をつけつつ想像力たくましく工夫して、楽しく過ごしていきたいものだ。