みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

意外な熱源

深夜に受診し入院した。その日は救急が多かったらしく、

当直医師や看護師はすでに疲労の色が濃かったが、

話をよく聞いてくれてしっかり診察してくれた。

結論から言うと、尿路感染の疑い。

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熱や発作らしき状況から、採血、レントゲン、たん培養検査を一通り。

尿路感染でも高熱が出ることが多いが、可能性は高くないかも、

と、まずは尿が出たら検査予定だったが、採血の結果、

思っていた以上に感染の度合いが高く、

おしっこの出待ちでなく、ちゃんと検査することに。

これが当たりだった。

おしっこは見た感じ問題なかったので意外な気がした。

 

0時過ぎの受診から、

病室に落ち着いたのは朝4時頃でこちらはぐったりしたが、

力は受診前から寝っぱなし。そのまま16時ごろまで。

早朝から午前のうちは寝ていても顔色悪く、

酸素の入りももう一声だったので、微量酸素を投与。

熱はあり、心拍も寝ている割に高めだったが、

家とは違ってモニタリングしているので、安心感はあった。

それに、2週間強続いていた不調不安定さの原因がまずは解明できて、

少しほっとした。

 

尿路感染は膀胱や腎臓に影響がある。

高熱が出たということは、腎盂腎炎などの疑い。

午後にお腹のエコー検査をして腎臓のチェックをしてもらったが、

少しはあるが明らかな腎臓の肥大などは無し。

経過観察になる。

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力は起きたあと身体拭きをしてもらいしっかり目が覚めた。

少しずつ熱も下がり、目に力が出てきたところ。

まだ入院初日。尿路感染での入院は2週間くらいが一般的らしい。

早めに治れば良いが、学校も休みになっているし、

焦らずしっかり養生しよう。