みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

保健師

おととい保健師さんが訪問してくれた。
若い女性だったが、なかなか気さくな方だった。

いろんな症状のある力を産んだことで、
いろんな人に気遣っていただくのだが、
保健師さんも、さりげなくそういう感じだった。
だから、私も、聞かれてもいないのに、
「私は元気です。大丈夫です。」
と何度も言ってた。
さらに、こんなに言ってるとかえって不自然よねえ、とも思いながら。

自分の担当地区に口蓋裂のお子さんがいるらしい。
また、難聴気味らしく、自分の名前を呼ばれた時だけしか反応しないらしい。
その子は力と同じく飲めずに管に頼っていたが、
3ヶ月くらいになると、頻繁に自分で管をとってしまうので、
お母さんがあきらめて口で飲めるだけ飲まそう、とやっていくうちに、
どんどん飲めるようになったらしい。
1歳になった今では元気に走り回っているそう。
10キロになったら手術の予定だそうだ。うまくいくといいね。
少し力に似てるなあ、と、その話を聞いてちょっと元気が出た。