みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

耳介低位

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耳が低いという、基準は何だろう?
医師ならすぐわかるんだろうが、
最初に、「耳の位置が低い。」と言われてもピンとこなかった。

トリーチャーコリンズ症候群の症状の一つとして耳介低位がある。
位置の問題だけならいいのだが、それに伴う難聴もある。
両耳とも異常で全く聞こえない場合、精神遅滞があるらしい。

力は、簡易聴力検査の結果と、
その他の症状と併せてトリーチャーコリンズだろうと診断されたようだ。

実は私も右耳が聞こえない。5歳の時のおたふく風邪によるものだ。
後天的なものだが、その時代は治療法がなかった。
両親はそれでも、病院の他、電気や針など、考えうる治療を試したようだがやっぱりだめだった。
でも、かれこれ30年以上片耳で過ごすが、とりたてて不便なことは無い。

今の医学では、先天的に難聴であっても技術が進んでおり、
少しでも聞こえてくれていたら何とかなる。
後日、本格的な聴力検査がある。少しでも聞こえてくれてたらな。

耳介低位のことを聞いてからは、
何となく、道行く人の耳の位置を見てしまう私たち。。。。