みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

なんとか出場

1日の学習発表会だが、やっぱり「なんとか」出場、となった。

先週火曜が定期受診、その後にすぐ鼻水男になり学校は休み。
金曜昼の時点では、なんとかなりそうだという感触を得ていたが、
その日の夜、なんとなく熱っぽいような気もするなあと思いつつ寝たのでそのまま。
翌日土曜朝はなかなか起きず、起きたらまあまあな感じだったが微熱。
訪問看護師さんにお願いして久しぶりに外出、買い物して帰宅したら、力はどんより寝ていた。
看護師さんも、機嫌がいい時もあるので、うまく参加できたらいいね、と言って帰って行ったが、
その後、どんより継続し、微熱は継続していたので、早めに対応しなきゃと時間外受診した。

すぐに対応してくれて、前回、副鼻腔炎の際に飲んで効いた抗生剤を3日分だけ処方してもらって帰宅。
飲んだらすぐに持ち上がってきた。
やっぱり鼻水たくさん出てそのまま本当の副鼻腔炎になっているのだろうと推測。

日曜の学習発表会は参加できまい、と今回ばかりはあきらめていたが、
土曜の夜はすっきり寝て、日曜の朝、登校時間に目を覚ましてやる気を見せている。出るつもりだ。この男。

熱は下がり、なんとなく活気は出ている。一昨年の発表会もそうだったが、出番だけ行くことにした。

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一昨年はもっとどんよりしていたが、
今回は薬が効いているのかまあまあいい感じで登校。
ギリギリでなく、余裕で準備タイムに間に合い、
出番待機もなかなか元気。

到着してすぐはどんよりモードか、と思いきや、
着替えするとどんどんうれしそうになった。
なりきりくん。

力は今回フリフリ星人だ。
なにをフルのかと思ってたら、衣装(腕の部分)がフリフリで、
手を振り振りしながらスイッチを押して風船を膨らます、
宇宙の子役であった。いいじゃん、フリフリ!


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その後、着替えて地球の子になって
ロックソーラン節を踊って終わり。
今回は、ずっと顔が上がっていたので、
成長を感じられて感心した。
よかったー、頑張って来て、この姿みられて。

帰宅後も元気のまま。
鼻水はまだ出てるが、ずるずるは解消。








午後遅く、
先日親族総出で行った旅行の土産話をしたくてうずうずしていたじいさんばあさんがやってきて、
土産を広げてわいわい騒いでいたが、力は嬉しそうににこにこしながら相手をする、
というレベルまでになってた。

夜は少し興奮気味だったが、自力で寝た。翌日は代休で休み。
昼過ぎまで寝ていたし、状況は悪くなかったのでどうしようかと思ったが、
やっぱりここで一押ししないと、と、念のため主治医に受診して、抗生剤を1週間分出してもらった。
3日分の薬だと、飲み切り後にがっくりいきそうな気もしたため。

主治医も夕方時間帯だったが、さくっと診てくれて、
抗生剤が効かなくなった際の、次の手段を講じるために、鼻水の培養までしてくれた。
さすが、頼れる主治医!本当にありがたい。

祭日の今日は、朝から元気に起きて、やや軟便気味になっている。
抗生剤の影響だろうが、これはいつものことなので、かえってよさそう。
鼻水は吸引すれば出るが、機嫌はいいし、活気もあるし、今の時点では乗り切った感がある。

今週は少し気温も高くなるので、なんとかこのままやり過ごしていければ、というところ。

何がともあれ、「なんとか」出場だったが、イベント連続参加記録は途絶えずに済んだ。
やはり本番男のようだ。やるな力。