みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

けんさん

高倉健亡くなる、という報を、ちょうど力の受診の付き添い手伝いにいてくれていたたじいちゃんから聞いた
けんさんのファンという訳ではないが、ご当地のスーパースターだし、
偶然にもここ数ヶ月で、まだけんさんが若かったころの映画を何本か観たばかり。
とても寂しい気がした。
それにしても、こんな遠い一般人たる私のような者にもショックを与える俳優さん、すごいなあと思った。
じいちゃんとばあちゃんと私とで、けんさんの代表作の話をひとしきりして、またしみじみ。

ちなみに、観たのは、「八甲田山」と「飢餓海峡」。同時期ではないが、黄色いハンカチも割と最近再度観た。

八甲田山」は、封切りされたのが子どもの頃。めちゃくちゃ怖そうな映画、のイメージがあり、
それがずーっと大人になるまで抜けずに見ぬまま今まで。
でも、とうとう、観た。めっちゃおもしろかった。
いや、内容はノンフィクションの悲惨な事故のことなので、
おもしろかったと言うと語弊があるが、映画としてとてもおもしろかった。3時間の超大作。一気観。
こんな映画、もう二度と現れないだろうと。
飢餓海峡は、こちらも既に故三国連太郎が主演、神演技で有名な名画だが、けんさんは若造のいい役だった。

けんさんの任侠ものも観ないといかんな。ぼちぼち。

ご冥福を。