みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

こざかなくん、独り立ち

本日より、保護者離れ。
力は学校で先生たちと一緒に過ごすことになった。独り立ち!
 
微妙な天候なので心配したが、朝から調子は悪くなさそうだし、たんも少なめ。
ここ数週間不定期の吐きがあって心配したが、それも止まった感じ。
往きの車内ではいつもぼんやりモードなのだが、登校すると一気にスイッチが入っているこのごろ。
今日も例にたがわず、看護師さんや先生たちに会うたびに、ばたばた手足を動かして喜び前面だ。
 
「ちからくん、今日も活きがいいねえ~」
 
なんて言われて、さらにばたばた。
そういや、まさにこの動き、活きが良い魚みたいじゃん。
さかなくん、もとい、「こざかなくん」と命名してやろう。
 
教室に到着して吸引してすっきりした。
バイタルチェックしてもらって、問題なし。
朝から調子よさそうだったし、これがいつ崩れるか不明なので、
思い立って、免許証更新という、重要な予定を立てていた私。
 
「今日お母さん、免許更新やけんね、体調しっかり管理してよ。わかった?じゃあねばいばい。」
あっけなく行ってしまう母を、すかした顔で見送る力。がんばれ~。
 
ということで、免許更新は無事終わり、
学校と自動車試験場のちょうど間に位置する職場で働いている友人に、
ランチいかが?と誘い、数年ぶりに食事した。楽しかった。
そういえば、昨年度は、親子分離の時期があったのに、なんとなく時間を作れずに、
一度も誰ともランチもせずに、会いもせずに過ごしたなあ。
 
その後、マイカーのタイヤの見積もりに行き、福祉車両を見に行った。
ここ数週間にやらねばならんが、と思いつつ保留になっていた予定が、
今日一日ですべて終えることができた。本当にありがたい時間だ。
先生たちにも、力にも、感謝感謝だ。
感謝しつつ、早めにお迎えに行った。
 
教室外からこっそりのぞいてみると、力、楽しくやってる!
あの力がねえ。
学校でちゃあんと先生たちときちんと生活している姿をみると、
感無量、とは大げさか、頼もしいなあ、と感心した。
 
お迎えに教室に入ると、私と全く目を合わせてくれなかった。やっぱりすかしている。
ありがとー、おかーさん、いろいろご用が終わったよー、と言うと、こっち見ずに、にやり、とした。
 
帰宅しても元気。このごろ相当早寝なので、夕方から夜がばたばただ。これもありがたいこと。
 
 
遡るが、昨日は大学病院の耳鼻科受診。
いつもの通り、気道内をファイバースコープで確認し、全く問題なし。
また、先日撮影した喉周りのCT画像も見せてもらったが、
やはり、少々気道が大きくなりつつあるが、まだ、様子見で良いだろう、とのこと。
また、調子がいいので、日中はスピーチバルブにテープなどを貼って閉鎖し、
口鼻で息をする練習をしてみてごらん、と医師。
学校ではまだ難しいだろうから、夏休みに家で少しずつトライしてみよう。
気管切開閉鎖の道の一歩でもある。
 
 
[こざかなくん、活きがいいっすね]
 
イメージ 1「活きがいい」だって?オレは魚じゃねえぞ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
どうだ!
この動き、魚だっていうのか??
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
はあはあ。
魚じゃないけど、活きは良いっすよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[とらがりにされちまった]
 
イメージ 4
トラ刈りにされちまってよう。。。
困ってんだよなあ。
みんなに笑われるしよう。。。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5ていうか、おめーじゃん、切ったの。
笑うな、かーちゃん。