みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

警戒警報発令中

月曜はどんよりながら起きて朝のご用意ができたので登園。
いつもは月曜は親子通園日なのだが、イレギュラーに保育日となったので、
力をお預けしてから午前中の、おねえRの音楽会の事前発表会があったので小学校へ。
 
昼前に終了したので帰宅し、前々からやらねばと思っていた換気扇の掃除をやり終えて、
お迎えまで少し時間が空いたので、久々にウィンドーショッピングでも行こうか、と車で出発したら、
自宅マンションのポーチで、車がごちゃごちゃしていたのもあったのだが、まさか、の、車を傷つけてしまった。
うそやろーーーショック。。。年末近いのになんてことを。
 
くそーけち付いたなあ、と、それでも出かけていたが、途中で、引き返した。
こんな気分でショッピングできんやろ、やめたやめたー、
早めにお迎えに行こうっと、と思っていたら、
園から電話。力、嘔吐したらしい。
 
あまりのタイミングのよさに驚きながら、そのまま園に直行した。
力は、ぐったりしていた。顔色もすぐれず。
土曜の状態にちょっと似ているが、それより悪そうだ。
昼の注入後、少しして、少し嘔吐したらしい。吸引も、やや頻回だったとのこと。
 
すぐに帰宅して、横にしたら、しばらくして眠ってしまった。
起きて吸引すると少し痰が着色している。そういえば、園でも少し色がついていた、との報告があったので、
熱もなく微妙なところだが、早めに抗生剤を投与開始。
 
夕方の注入を通常通りしたが、どんより度そのまま。
少しして、咳き込んで嘔吐した。ちょこっと。
 
いかん、これはまずいなあ、と思っていたら、
30分後にもう一度少量嘔吐。
 
絶食気味にして様子を見た。少しぜいぜい言っている。咳き込みもややある。
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夕方から入院準備をした。荷物をあけると、前回、夏前の、膵炎、胆のう切除手術の際の入院時のままで、
冬ものに入れ替えなければならなかった。病院での私の食事(レンジ飯)は、最低限ありそうだ。
 
ばたばた準備していたら、おねえたちが心配そうに、「入院になると?」と聞いてきた。
 
いつもは、特に下のRはそこからなだめすかさねばならないのだが、彼女ら、ずいぶん大人になっており、
入院してもすぐに帰ってきてね、と言っていた。成長したなあ。
 
待機状態だったが、抗生剤が効いてきたのか、絶食が良かったのか、少し持ち上がってきた雰囲気。
夕食までは食べさせてやろう、と、早めにおねえたちと夕食を取り、
もし、お母さんたちが夜のうちに入院しとったら、朝、遅刻せぬように登校すること、と言って、
早めに寝かせた。
うちではおねえたちの方が大人より早起きなので、寝坊の心配はしなくていいのが助かるところ。
 
力は、熱は全く出ておらず、少し汗をかいていたので、痰もでやすかろうと、ささっと風呂に入れてみた。
少しだけ気持ちよさげな顔をして、その後、ぐっすり寝た。寝ることができるってことは、いいことだ。
 
夜の間は電解質水を、久しぶりに液体で注入し続け、様子見。
嘔吐もなく眠ったままだったので、水分は確保できたはず。
 
朝から起きて、うんち。下痢ではない。しっこも昨夕からたくさん出ているので、
そこまでひどい脱水所見ではないはず。
朝から、以前注入してた乳幼児用の経管栄養剤を注入してみたが、嘔吐もなく、表情も少しずつよくなって、
笑顔もちょこっとみられた。
 
脱したか、、、、、??
 
主治医に電話で相談すると、嘔吐して水も入らんようになったらまた連絡して、とのことで待機。
 
このままうまく水分も栄養分も入れられるようになれば、入院は回避できる可能性が出てくるってこと。
それでも、警戒警報発令中だ。
 
それにしても、腹の風邪か?
痰は着色していたから、感染症だろうとは思われるが、寒天がいかんのかもなあと、心配している。
 
 
車のことといい、週明けはいろいろ重なってしまった。
それでも、週末の私の外出はできたし、おねえの事前発表会も行けたし、
重要なところは、力はうまくクリアさせてくれている。ありがとうありがとう。
車のことは、力のサインだったのかもしれない。
 
年末なのに入院したくないなあ。無理はせず、なんとか頑張って、持ちあげましょう。