みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

なんとか持ち直し

微熱は一日だけだったが週末のんびりした。
機嫌はずっと悪くなかったので、心配度は低かったが、季節の変わり目だし、
どっちに転ぶか、というところだったはず。
持ち直すことができるようになったのは、本当にありがたいことだ。
 
週明けは救急救命の講習が保育時間に予定されていたので、参加した。
力はその間、他のお友だちと一緒に保育士の先生方にみてもらっていた。
 
救急隊の方が来てくれて、人型の模型や、AEDを持ってきてくれて、説明しながら実演、そして私たちも実習。
講義はとても楽しく進めてくれる。実際に胸骨圧迫の練習もあるので、とてもためになる。
 
緊急の状態、という場面には、ほとんどの人が会うことはない。
でも、あってしまう可能性もある。
その時に、ほとんどの人たちが真っ白になるかパニックになるか、で、冷静に行動できることはない。
だから素人でも少しだけでも備えをしておけば、
目の前の命の瀬戸際にいる人を、助けることができるかもしれない。
助けられるか助けられないかは、その人にとっても、自分にとっても大きな大きな違いだ。
 
小中高校、大学でも、義務的単位にすればいいのになーと、いつも思う。
子どもは無理と言う人もいるかもだが、たとえ、力が弱くとも、真似ごとだけでもできたら、違うだろうし、
大人を呼びに行かねばと機転もきくかもだし。
 
力は機嫌よく給食時になったが、リハビリの先生が来て食べる練習をしようとすると、とたんに無表情に。
さらに、両手をがっちり口に入れて遊んでいる。これは拒否モードだろう。
 
無理強いしても、と、今日はやめにして、しばらくして横にすると、やっぱり元気にテンションあがった。
わかりやすいやつ。
 
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昨日の日曜はの夕寝のせいで、
昨晩はまた夜なべ君だったため、
睡眠時間自体は短い。
眠たいはずなのに、楽しくて眠れない感じの日中。
 
夕方の看護師さんの時間も寝ずにいたが、
私が外出から帰宅してしばらくして眠ってしまった。
 
このごろ、
家族以外の誰かがいる時に眠ることが稀になった。
うんちもそうだ。
私がおまるに座らせればするのだが、
それも、私が近くで見ていると、しない。
ちょっと席をはずした瞬間に出ている。
ちょっとはしゃれっ気が出てきてるのだろうか。
 
 
 
 
 
 
夕食前に、おねえたちが居間に集まってきてから目を覚ました。
目覚めたら元気。
今日は夜寝てくれるといいんだがなああ。母眠いぞ。
 
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