みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

緊張

昨夜はサッカー中継終わるまで起きており、消灯後も起きていたようだ。
朝は7時前には目覚めていたので、睡眠時間極小の力だ。これはいかん。
 
朝は、まあそこそこ、な機嫌だった。
久しぶりに午前中、訪問リハビリの先生に来てもらって、ストレッチ中心にやってもらったが、
手足が緊張している。
この2日間の寝不足からか、手足にぎゅっと力が入っていることが多い。
汗もかいている。今日午前は涼しかったのに。
薬の副作用だけなのだろうか。
体調コントロールができていないのは間違いないな。
また、眠いのに寝入りがうまくいかないようで、機嫌が悪くなることが何度かあった。
昼間、背中とんとんしていたら、私の方が寝てしまい、気づくとようやく寝ていたので、
ちょこっとだけ足の位置を動かしたら、びくっと目を覚まし、そのまま起きてしまった。
しまったーーー。
 
そのまま眠らず夜まで。おねえたちが帰宅してきた夕方は少し気分転換したようだが、
昨日と比べて機嫌は今一つな一日だった。
早々に風呂に入れて、眠ってくれたのでやれやれ、と思っていたら、
1時間ほどしてまた目を覚ました。
 
今も静かに起きている。静かに起きているなら眠ればいいのになあ、と、
私は観察がてら一生懸命起きて、力と根気比べのような夜を過ごしている。昨日と似ている。
 
といっても昨夜は私が深夜までテレビONが、力に悪い影響を与えたような気もしていて、
大人の身勝手な要求につきあわせて、ちょっと反省だ。
途中で消そうけそう、と思いきや、つい最後まで見てしまった。パラグアイ戦。
今日は本当は報道番組ほか、がっつりみたいところだが、我慢して、静かに過ごしているところ。
 
 
さて。
それにしても、こんなときだけ応援に熱が入る多くの方々と同様、にわかサッカー観戦者の私、
下馬評低い今回は特に、出場選手の半分くらいしか知らずにいたが、
全4試合、ほとんど観戦した。力が入院していたり、喘息で夜間起きていたりしたこともあり。
そして、昨日の試合は、力が起きていたので、消灯状態の消音状態で一人暗~く観戦していた。
途中、日々の寝不足に、睡魔に襲われたが、
延長戦くらいから目が覚め、
まさかまさかPKになるのでは、から、
まさかまさか、PKで負けるかも、いやいや、PKで負けてもそれは仕方ないし、
ここまでよくやってよかったよかったと思わんとね、
などと、延長戦後半は、かなり後ろ向きに観ていたらその通りになってしまった。
 
PKは誰かが外したら勝敗が決まる。なんてむごいことだろう。
負けて涙する選手たちを見ていると、サッカー観戦初、泣いてしまった。
私が泣いたくらいなので、きっと、頑張って起きて応援していたにわかファンでも半数くらいは涙にくれたはずだ。
 
でも救いだったのは、観ていたところ、
チーム内で外して負けたことに、えー、まじでえ?外すかあ?と思っている人もいそうになかったし、
中継解説者も同情的だった。
翌日の報道全般でも、戦犯つるしあげ、みたいな流れになっていなくて、
よくやったよくやったと大合唱だったので、にわかファンで、人ごとながら、よかったなあ、などと思っていた。
日本人は流されやすいというが、こんな流されやすさなら、日本人て結構いいじゃん、と思っていた。
 
のに。
朝のワイドショー系で、当該選手の母に謝罪させたところを放送し、
既にweb上では大批判を受けているテレビ局があるではないか。某有名司会者Mの番組。
 
うおー、さわやかな気分に水差すなー。やっていいことと悪いことがあるだろうがーー。ばかたれー。
 
あ、寝てくれている。力。