みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

付添生活の質を左右するのは?

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昨夜もややずべずべ言って吸引要だったが、朝寝と昼寝で午後は快調。吸引がほとんど必要なかった。まだまだ波はある。

今日は手術がない日のため、いつも緑色の術着で手術の合間に来てくれる執刀医は、朝早く、通常の白衣でやってきた。傷はぼちぼちいいね、とのこと。

昼前まで力がお休み中だったのをいいことに、機材トラブルで押しに押した五輪スケート銀銅メダルを、ほとんどリアルに観戦し、ひとりで、うお~、ぃやったあ~、などと盛り上がっていた。
まだまだガンバレニッポン!


さて今回入院している病院のこの病棟は昨年秋に建て替わったばかり。まだ真新しい。でも、どこでも病室の基本仕様は、新旧大きくは変わらない。うちのように、週、月の単位の中長期入院付き添い生活を、いかに心地よく過ごすか、これはかなり大事なところである。

うちはありがたいことに、以前よりずっと入院することが少なくなったとは言え、かなり経験値は上の方だろう。持込物品も取捨選択で厳選し定まってきたのだが、持込みしにくい大物物品で、とても重要なひとつが「椅子」。

ほとんどの病院で、見舞いや付き添い用にパイプ椅子が導入されているはず。患者の視点は昔からするとかなり改善された病室も、付添者等に重きを置くことはまだまだ少ない。
だからこの病室の椅子を見てポイント高かったのだ。パイプ椅子じゃない!と。

力の付き添いは基本はゆっくり座られる時間自体少ない。だからなお、ゆったり座れる丈夫な椅子はありがたい。

経費節減の中、なかなか椅子等備品までは手が回らんやろうけどねえ。