みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

笑う門には福来る!

早めに寝てくれたが、こちらはできる限り起きていた。
テレビの世界陸上をつけっぱなしにして、気絶したり目を覚ましたりで朝に至る。
力は何事もなく、すーすーと寝てくれていたので、よかった。朝寝坊していた。

起きたらまあまあ、というところだったが、活気は今一つ。
昨日、神経科の医師に、夜の様子を必ず電話するように、と言われていたので、
報告した。
週末、家で看ることができそうならいいけど、とのことだったので、
現時点では大丈夫そう、と答えて、なにかあった時のことをお願いして電話を切った。

今日はおねえたちのピアノレッスンがあり、ヘルパーさんにお願いする予定だったが、
念のため、キャンセルして、私は待機。
ピアノには、昨晩泊まってもらったばあちゃんに行ってもらった。

朝はまあまあだったが、午前中から午後過ぎまで顔色もすぐれず、ぼんやりとしていて、心配した。
今日は湿度も気温も高く、不快指数が高かったのもあったのだろう。

夕方、ばあちゃんにはひとまず帰宅してもらった。少し涼しくなってきたら、力、少しずつ元気に。

注入のペースを少し落としたため、通常スケジュールから時間帯が変わってしまった。
早めに風呂に入れることができたので、まだおねえたちが起きている時間帯に、
おねえたちに力をみてもらって、私は風呂に入らせてもらうことにした。

調子がいい時でも、力が寝てしまって1時間以上異常がないのをみて風呂に入っている毎日だが、
それでも風呂中に何か起こってないか、と風呂はカラスの行水、上がってダッシュで戻ってきている。
なかなかゆっくり入ることができない。

だから、子どもとは言っても、力の変化がわかるおねえたちにみてもらっていれば、少し気が楽だ。
ありがたいことに。

風呂から上がって着替えていると、居間から、大騒ぎ、大笑いしている声が聞こえてきた。

「わらうかどには、ふくきたる!わらうかどには、ふくきたる!」
「きゃはははは~」
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見ると、力を囲んで異常な盛り上がり。力も、豪快にぎゃははは!と笑っていた。
きょうだい力、てのは、すごいなあ。楽しいことがあるから、成長できるんだろうなあ。
離れてみていて、微笑ましく幸せな気分にさせられた。
力もようやく本調子になってきつつあるように見えた。

こどもにはこども、と、よくいうが、姉たちがいて、力はホントに幸せだ。

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離れてみていた母を見つけて、
え、おったと?母ちゃん?という顔をした力。
来週からは通園だ。頑張って回復してくれい!

笑う門には福来る!笑う門には福来る!