みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

申告は、お早めに

毎年行っている確定申告。
私は退職したあと収入がない状態が続いているため、
夫の源泉徴収票を基にした所得税の還付申告だ。

今年は、年途中の変更等があり、いつもの医療費控除プラスアルファの確定申告なので、
落ち着いてからやろう、と、忙しかった一月を超えて、例年よりひと月ほど遅く申告書作成をした。

簡易作成なので、
国税庁が開放している作成コーナーにて作業していたら、
源泉徴収票の額が間違っています。職場か税務署にお問い合わせください。」
とエラーが出て、一向に進まなくなった。

えええ?
額を確認したが、どこが誤っているかわからず。
夜中だったのですぐに問い合わせもできず、なんだかムカムカしながら翌日早速近くの税務署へ。
すると、時期が遅いこともあって、朝早くだったのに受付だけで長蛇の列だ。

朝早いからか、年配の方が多かったが、中には赤ちゃんを抱っこしたお母さんが、
退屈でビイビイ泣いている兄弟児の手を引き、げっそりして並んでいる風景もちらほら。

ついに順番が来て、受付を済ませてまた並び、ようやく会場に入れた。
中で担当の職員に尋ねると、やはり源徴票が間違っていたことが判明した。
帰宅後すぐに夫の職場に問い合わせた。

現在夫単身赴任の為、別居状態だが、生計の主は1人暮らしの夫である。
生計主がいない別居宅に、障害者手帳がある力がいて、障害者控除等の適用がある。

別居-障害者控除、というところで、職場の年末調整システムが対応せずの誤りだったらしい。
それにしても控除額にウン十万の差があった。
もし確定申告しなければ、誤りに気付かずに徴収されっぱなしでいただろう。

担当の方は、修正申請をしていただければ大丈夫です、
と、こともなげに言われていたが、
そりゃー大丈夫でしょうがね、と、かなり納得いかぬところであった。
足労も手間も、おいそれとはできないのだから!

それからその夜中、力が寝てから、手計算で手書きで申告書を作成した。
還付だし、やる甲斐はある。
全部計算したことで、お金の流れも把握できるので、まあ、いいか、とは思ったが。


申告は、お早めに!