2009年6月より、薬事法で主な薬品のネット販売が禁じられる。
昨年末より、大手webショッピングサイト楽天やヤフーなどで、電子署名の集約が継続されているが、
楽天では現時点(2/8)で33万件余の署名が集まっているようだ。
このような流れを受けて厚労相は、検討委員会を立ち上げることを表明した。
基本的には自由な外出が制限される私にとっては、もはやwebでの買い物がメインで生活必需である。
安く調達でき配達してくれる便利さはもとより、お世話になった方に気軽に贈り物をすることも、
生活にとってとても大事なことだ。
ネットならではの危険は重々承知ではあるが、背に腹は代えられない。
薬品については、ドラッグストア等で簡単に購入できる状態はそのままに、
ネット購入の規制だけを行うのは、腑に落ちない面が大きい。
禁止薬物や効用不明な薬品の販売など、制限すべき問題は大いにあるが、
ネット規制されることによって「困る人」の方が、格段に多いと思う。
電話販売等で成り立っていた漢方や生薬などの伝統薬の販売にも大打撃だという。
ネット署名自体の是非もあり、
今後、薬事法改正が再改正されるのか否かは、
新しい時代のターニングポイントとなりそうで、興味深いところだ。
楽天ネット署名：
http://event.rakuten.co.jp/medicine/net_signature/
ヤフーネット署名：
https://order.store.yahoo.co.jp/cgi-bin/wg-request-catalog?help
