みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

タオルかみかみ

イメージ 1

手術傷は随分落ち着いてきた。
抗生剤も効いているんだろうが、
時間がクスリ、とは、よく言ったものだ。
ただ、肉芽は、やっぱり、ガーゼ交換の際でも、出現しているのは分かる。
しぶといやつめ。

今日はハハ、久々に泳ぎにいった。

「寒いけん泳ぐのどーしよっかなー?」
と独り言言っていると、すかさず下のお姉ちゃん。
「だめよ!おでぶになるよ!行ったほうがいいよ!」
と釘を刺された。は~い。

先月は術前で泳ぐ気にもなれず、
今月も来月も、おそらく、もろもろで忙しく、
今日を逃すと当分いけないだろう。
一月以上ぶり。やっぱり身体もがたがただった。

スーパーに少し立ち寄り帰宅しようとすると、
ちょうど友人に会って、伴って帰った。
なんという偶然。今日にでも連絡しようかなと思っていた彼女。
結構多いこんなの。虫の知らせ、なのだろうか。

力は、ご機嫌に起きており、
わたし達が話しているのを、おもしろそうにながめていた。
うちの子どもたちみんな、大人の会話をきくのが、大好き。

このごろタオル噛み噛みが力のブームだ。
にやにやしながら、噛み噛みしている。
のどもごくごく鳴らしているのだが、
食べ物になると、ごくんはできず。何で?

身体を動かすことも、噛み噛みごくんも、
あともう少しのことろまできている感じはするのだが。
一段上がる「何か」のきっかけさえあれば、という感じ。

その「何か」が難しい。
逆上がりができたり、竹馬ができたりする瞬間に、似ているのかもしれない。