みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

マスク侮れず!

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久々に体調を崩した。
不調ピークの翌日、珍しく声まで変わっていた。
夕方、娘をピアノに連れて行くと、
ピアノの先生に、
「何?その声!だめだめ!」
と怒られた。

娘のピアノの先生は、私が子どもの頃に習った先生だ。
ということで、
もうすぐ30代も終わろうとしている私を、
いまだに○○ちゃん、と名前にちゃん付けで呼んでくれる。

幼稚園児から習っていたピアノ。
めちゃくちゃ意地悪な音楽教師がダイキライで、
イヤイヤ通っていた音楽教室をやめ、
この先生についたお陰で、音楽が嫌いにならずに済んだ。
ピアノは素質なしでちっともうまくならなかったが、
ピアノ弾きたい、と今でも思えるのは、ありがたいことだ。

先生のお宅は、ご主人はスポーツプロ、以外は音楽一家だ。
バイオリニストの息子さんとピアニストの娘さんは、
あと数年後はもしかすると、
有名人になっているかもしれない。(今のうちにサインもらっておこ)

先生曰く、
コンサートやコンクール、大事な何かの前に、絶対に体調を崩せない時は、
予防として四六時中マスクを欠かさないそうだ。
四六時中、そう、つまり、寝る時が特に重要だという。

睡眠時の乾燥は大敵。
だから、マスクをして、
さらにマスク内の湿度を確保する為の濡れた何かをはさんで寝ると、
絶対に風邪を引かないそうだ。

「○○ちゃん、ぜーーたいマスクしなさい!もーうそんな声だめよ。だめ。」

娘の前で、子どもの頃のように叱られたので、
早速その足で薬局に行き、マスクを探した。

一昔前の長方形のガーゼマスクをイメージしていたが、
そういえば最近、
花粉症対策も含め、
みんなすんごい立体型マスクをしていることを思い出した。
店頭でみてみると、形も値段も様々なマスクがたくさん。

先生が言っていた保湿型マスクもあったが高価。
とりあえず中程度の値段で、数枚入っているものを選んだ。

すぐにしてみた。
一昔前のガーゼマスクとはまるで違う。
全然快適。暖かい。違和感なくいつまでもかけていられる。

なるほどねえー、これよねえ。

マスクした翌日からのど痛がかなり解消した。

力からは不審な目で見られているが、背に腹は代えられない。

風邪ひいたらマスク、ではなく、
風邪ひく前にマスク、だ。


見かけはちょっとキシリア閣下の私(ガンオタの人なら)