早朝からじいさんに留守番を頼み、
申請などに奔走した。
夫が居ない、兄弟児が二人、気切管理、胃ろう管理と、常時医療ケアが必要と、
客観的にも、
生活のハードさが役所の人にも伝わったようで、
ホームヘルプサービス、ガイドヘルプサービス、短期入所サービスを、
今日付けで認可してくれた。
久々にかなりすばやい対応で、よかった。
また、要件に合致すれば、
障害児福祉手当が支給されるらしく、
そのための本人の銀行口座を開設しに行った。
銀行はめちゃくちゃ混んでいた。
力は朝からずーっと寝ていたが、
私はいろいろ回ったせいか、
それとも、うだる蒸し蒸しのせいか、
帰宅後頭痛がしてものすごくだるくなったので、
とうとう、
力が起きた午後からクーラーをつけた。
夜、三人(力は上機嫌にお姉ちゃんに抱っこされる)に絵本を読んでやり、
お姉ちゃんたちが寝てしまった頃、
遠雷が彼方で。
ピカピカ光っていたので、
きれいやなあ、
と、みていたが、こちらに向かってくる。
あら、と思っていたら雨が降り出した。
ベランダの物干しなどを片付けていたら本降りになり、
あっという間に、すごい雷とすごいスコールになった。
走って家中の窓を閉め、外を見ると、
あたり一帯が停電で真っ暗になっている。
近くの新興住宅地と、商業施設の光は一つもなし。
うそー、と、ドキドキしながらみていると、
映画に出てきそうな大きな稲妻が、閃光を放って近くに落ちた。
さすがにこの光と音で目を覚ました上のお姉ちゃんは、
こわいよう、こわいよう、としくしく泣いていた。
彼女は天災にものすごく弱い。
「だいじょぶよー、おへそ隠しといて。」
ふと力を見ると、
何か考え事をしながらぶうぶうやっている。
もしや、キミが???