みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

鈴虫

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最近、病棟に鈴虫の音が聞こえている。
看護師さんが持ってきてくれたそうだ。
先日は、月下美人もあって、夜立派に咲いたらしい。私は恩恵にあずかれず残念。

入院している子ども達の中でも長期の子は、
季節の移り変わりを感じずに一日一日を過ごす。
暑い寒いは多少あれども。

でも、病棟の中で、りーんりーんとすばらしい音を奏でている鈴虫君のお陰で、
ちょっとした季節感満点だ。
虫かごをよくみてみると、
遊具が紙バンの芯や、薬ビンのふたなど、医療関連になっているではないか!

半そででNICUに通い、
フリースに上着を着て入院した母だが、
今は、また半そでのいでたちだ。