みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

連休最終日

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今日で長かった連休が終わる。
連休をうまく過ごせる人は、ちゃあんと計画して充実した毎日だろうが、
私達は、いつも行き当たりばったりだ。
今日は、従姉妹の子どもが叔父の家に遊びに来るというので、
お姉ちゃんたち連れてどうぞ、とお誘いいただいた。
午前はじいさんが付き添いを買って出てくれたので、
4人でお邪魔した。

姪っ子は、力とちょうど一才違い。
元気に生まれ、今はあんよでいろんなことに行けて楽しい盛り。
私達大勢で押しかけても泣きもせず、いい子であった。
ぽちゃぽちゃして元気元気。

叔父に酒を勧められて、夫は昼からしこたま飲んでしまったので、
午後からの付き添いは夫に代わり私が行くことになった。
昨日力に全然会ってなかったので、実は行きたかった。酒飲みは大目に見てやろう。

午後、到着すると力ぐっすりだった。
昨晩の様子を聞くと、
このごろは準夜勤の時間帯まで起きていて、夜中はちゃんと寝ているらしい。
少しは戻ってきたみたい。よかった。

しばらくして、脈拍40台でアラームが鳴ったので、げげ、なんこれ、
と身体をつついたら、60台後半に戻った。
手術以降、眠ってしまうと、子どもにしてはかなり低めの60台後半をうろうろして徐脈傾向。
でも、さらに低く40台なんて、びびってしまう。マラソン高橋尚子もびっくりの数値。
看護師さんに聞くと、
今日、40台アラームが何度かあったらしく、
念のため聴診器で計測するとちゃんと60台はあったらしい。
モニタ機器のせいか?酸素飽和度はきっちり数値を拾っているが。

体温も35度台と、かなり低めなので心配した。
そういえば手がいつもより冷たいなあ。
看護師さんに相談していると、目を覚ました。
ちょっと室温が低いのかも。今日外はちょっと肌寒いから。

抱っこしていいよ、と言われ、抱っこした。
先日抱っこさせてもらった時もそうだったが、
今日もなんだか居心地がとても悪そうだ。
力、全然体がリラックスしてない。終いにゃ泣かれてしまった。ちょっとショック。
看護師さんに、
「力、どうも抱っこ嫌そうです~。」
と泣きつくと、
入院から、手術などで抱っこができない状況が続いたので、
お互いが抱っこに慣れてないんじゃないかな、と言われた。
そうかあ、そうよねー。もう3ヶ月やもん。
殆ど寝ている状態なので、
たまにお座りさせると、物理的に、頭から血の気がすうーと引いて、
顔が真っ白になってしまう力。
だいじょぶか??と心配になってしまうほどだ。
抱っこで徐々にならしていくのも、リハビリのうち、と。

手術するとまた抱っこできない毎日になる。
それまでは、ちゃんと抱っこする時間を毎日とらんとな、と思った。

連休中、連休前の退院ラッシュと元気な患者さんの外泊で、外科病棟はとっても静かだった。
連休明けはどっと入院が増えるらしい。手術も通常通り予定入っているので、
スタッフ達は大忙しとのこと。
力も、採血や培養検査など、いろいろあるようだ。
結果よくて、早く注入再開してくれたらいいなー。