みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

初節句

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今朝病室に着くと、
おすわり状態で、目の前におもちゃをぶらさげられて、ぐっすり眠っていた。
聞くと、やはり夜寝なかったので、看護師さんの苦肉の策のあとらしい。
午前中は、ずっと寝ていた。

午後14時ごろ、ぼんやり目を覚ましたので、
今日は忘れず持参した、
「じゃあじゃあびりびり」「おつきさまこんばんは」「きゅっきゅっきゅっ」
を読んであげた。
優れた赤ちゃんの絵本ってのは、
色使いがホントに奥深い。
力は、おつきさまこんばんは、が気に入ったようだった。

今日は血液検査と培養検査の結果が出た。
まず培養は、かなり粘っていたMRSAくん、微量、になっていた。
傷が治れば、もういなくなるらしい。よかった!
それから、血液検査。
肝臓の数値は、やや良好な推移になってきたらしい。
でも、骨を形成するなんとか、という値がやや高くなっているとのこと。
これは、未熟児には良く見られる傾向らしく、
現在、力は、栄養状態がいいという程ではないので、
骨を形成する力も低く、この値が高くなってきているのだろう、ということだった。
対処として、ビタミンDを投与することになった。
肝臓についてはいいようなので、
今日から10cc×8回を13cc×8回に、また増量してもらった。
1ccで0.4kcalなので、本当に微増だが、ぼちぼちだ。

今日は訪問者が多かった。
お昼に私の下の弟が来た。仕事で近くを通ったらしい。
力を久々に見る彼、ガンバレーと声かけて帰っていった。

夕方に、おばあちゃんが来た。
今月頭まで一月以上、産後の夫の姉のところへお手伝いに行っていて、
ずっとまともに話してなかったので久々だった。
力の初節句ってことで、
素敵な陶器製のミニチュアかぶとの置物をいただいた。
また、お姉ちゃん達に、と、ケーキをもらった。
今日はそういえば、おばあちゃんの誕生日。ケーキをもらっている場合ではない。
すっかり忘れていたぞ。減点対象~。
夕食のお惣菜もいただき、今晩の心配はなくなった。いつも助かります~!

おやつの時間に、
研修中の看護学生が、病棟の子ども達のためにレクリェーションとして、
食堂で、子ども達と一緒に、かぶととこいのぼりを作っていた。
看護師さんが、「これ5歳のお姉ちゃんが作ってくれたよ!」とわざわざ持って来てくれた。
無理やり被らせて、写真を撮った。なかなかいいやん!