来週は上のお姉ちゃんの入学式だ。とうとう就学かあ。
前々から知人の家具職人さんにお願いしていた机を、今日届けてもらった。
もともとのデザインに、少しこちらのリクエストを入れてもらい、
お姉ちゃんのために作ってもらった、世界で一つだけの机。
今から6年前、お姉ちゃんが生まれた時に、子ども椅子を作ってもらった。
座面の高さが変えられる、大人になっても使える椅子。
この椅子と同じメープル(かえで)材で、同じ仕上げで、イメージを合わせた。
机の脚を、特別に丸脚に変えてもらった。
メイン引き出しを、キーボード台のような広めの引出し台状に作り変えてもらった。
本当は、職人さんのところで打ち合わせしながら作り上げたかったのだが、
力のことがあって、ファックスとメールのやりとりで打ち合わせした。
いわゆる学習机は、小学校時代しか使わない。
そんなら、いくらリーズナブルに買っても、かえってもったいない。
大人になっても、ずっと使える、丈夫で確かなものを、
この、彼女の一つの大きな区切りに、
お父さんとお母さんから、一生もんとして贈ります。
「この机は、お父さん、お母さんのにしたいくらい、
丈夫にかっこよく作ってもらってるけん、
お姉ちゃんが、大人になっても、おばあちゃんになっても使えるよ。
もしお姉ちゃんが、お母さんになって使わなくなってしまった時でも、
次は、子どもに使ってもらえるけん。大事に長く使ってね。」
彼女がどう思ったか、今はわからない。
でも、早速、真新しい机の上にノートを広げて、なんか書いていた。
ちょっと早いけど、入学おめでとう!