みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

歯抜け!

週末はいかにも梅雨らしい、重い大気。
降る前のいやーな状態は、力にとっても負担で、痰が多く、吸引頻回。
が、降ってしまうと、落ち着く。
梅雨時期は、それが繰り返されるので、どんどん体力が奪われて、とうとう入院、てのが、
今までの、「よくあるパターン」。
 
梅雨半ばまで、何とか落ち込まずにきていた。
でも、この週末のどんよりは、さすがにこたえたようで、金土日の、特に朝は、吸引器作動することが多かった。
心配はしているが、今までと違うのは、機嫌はとてもいいこと。
さすがに活発度は少々下がるが、体力ついたなあと、思ってみていた。
 
週明け、起床時は、週末からすればずいぶんよく、これは登校できるかなと、歯磨きをしていたら血が。
え、ガシガシしすぎたか?と思ってみてみると、下の前歯がぶらぶらになってるではないか!
ちょうど先週の今日、歯科受診したばかりだが、その時は、何も言われなかったのに。
 
もしかして、するっと抜けるのかも?と、トライしてみたが、根っこはくっついている。
自分の歯なら強引に抜くレベルだが、さすがに我が子のはできず。
朝一で診察してもらうことにした。
 
今日は学校のあとにリハビリもある。とりあえず準備して出発。
 
イメージ 1診てもらうと、すぐに抜歯となった。
麻酔は塗り薬のみ、
口にガードを入れる時にかなり抵抗したが、
あっという間にヤットコみたいなのでプリッとひねって抜歯。
あっけな。。。
 
それにしても、お母さんが早く気付いてよかったです、
飲み込んだりしますからねえ。と。歯科医。
飲み込み?そうよね、こわいよなあ。たかが歯、ではない。
 
レントゲン撮ってみると、もうすぐそこに永久歯が控えていた。
隣の歯ももうすぐでしょう、と言われた。
出血もほぼなかったし、登校もリハも問題なし、とのこと。
 
が、前回もだったが、歯医者が終わると一気に、我慢していたらしい痰がたくさん。
こりゃ、学校もリハもやめといたほうがいいな。と、そのまま帰宅して、本日全休とした。
 
イメージ 2帰路の車内まではかなり吸引頻回で、大丈夫か?と心配したが、
帰宅したら急におさまり、超ご機嫌になっていた。
大丈夫なら、いいのよ。麻酔も少なかったしね。
それにしても、何がそんなに楽しいのか。
 
カメラを向けても、久々に、かなりひょうきんな顔を見せてくれた。
歯抜けエピソード、力もうれしかったのかな?
きっといっぱしのお兄ちゃんのつもりになっているに違いない。
 
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歯医者さんでは、抜けた歯を、
とてもかわいらしい小さなネズミのいれものにいれて、持ち帰らせてくれた。
おねえたちに見せたら、きっと盛り上がるぞ~。