みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

久々にきた

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日曜日は、園の友人たちが川遊びに行くというので、
暑そうだし、予定も無いので、
お姉ちゃんたちと力を連れて行ってみた。チャレンジャー。

今朝、力が寝ていることをいいことに、私が大寝坊をしてしまったため、
予定よりも2時間!も遅れて現地到着。
ここは、この近辺では有名な蛍の名所。

駐車場に停めて皆を探すと、
何と、河原にいる!そうよねえ、川遊びだもの。
力のほとんど初の外出で、
玉砂利ゴロゴロの河原に、
大荷物を抱えてえっちらおっちらむかった。
気づいた友人たちは、すぐに何人かヘルプに来てくれて、
何とか、みんなのところへ行けた。

お姉ちゃんたちは、最初はぼちぼち遊んでいたが、
帰る頃には、全身ずぶぬれ状態になっていた。
楽しく遊んでくれたみたいでよかった。

力はというと、
往きの車内で熟睡して、
到着して、すぐに注入だったが、
終わるまでぐっすりだった。

起きてもご機嫌で、
しらーっとウンチをたくさんして服を汚し、
お着替えまでしたが、何のことはない。
この位の気候で外出は、何とかなりそうということがわかった。

といっても、
周りの皆さんの手助けあってのこと。

何でもやろうと思えばやれんことはないが、
それは、一人でやれてることではない、と、
思った川遊びだった。行ってよかった。


さて、帰宅して、いつものルーティンをこなし、
お姉ちゃんたちを寝かせてさあ力くん、風呂よ、
と言うと、待ちくたびれて寝ていた。

眠っているところをそのまま風呂にいれた。
上がる直前に、ふわっと目を覚ました力。
不思議な顔をしていたので、
あれー、どうしたとー?と声かけていたら、
何か変。
唇の色がなくなり、妙な顔色に変わってきた。

げげ、何これ、ちょっとちょっと、力、どうしたと?
胸をどんどんと叩いてみてもあまり変わらず、
カニューレかと思い、確認しても、何も変化なし。
身体も何も動かしてないのに、何で?

すぐに上げて、体拭くのもそこそこに、
吸引して、身体をゆすったら、顔色が戻った。

久々に、きた。

この顔色に遭遇したのは、約1年ぶりだ。
熟睡していて、呼吸がかなり浅くなっているなあと思ってはいた。
風呂から上げて吸引した時の痰もちょっと粘調だった。でも、多くは無かったしなあ。

カニューレ詰まりなのか、
呼吸の問題なのか、
それとも、何かほかの要因があったのかはわからないが、
この、短い時間の中で、
「救急車」「心臓マッサージ」や、
「突然死」「呼吸不全」とか、
EMARGENCYな言葉と場面が、ばばばばばと頭によぎり、
久々に手先が冷たくなっていた。
だいたい後から具合悪くなってしまうのよ。(今現在)
実はおとといの夜、力のカニューレが外れた夢を見た私。
夢は警告か?と恐ろしくなった。

とりあえず、短時間ですぐに戻ったのでよかった。
その後は調子よくご機嫌で、こてっと寝てしまった。
今のところ大丈夫そうだが、
今夜の就寝はちょっと緊張するよなあ。

何事もありませんように。