みんなのチカラに~

生後すぐにトリーチャーコリンズ症候群と診断されたチカラ 10回以上の手術と40回以上の入退院を経て成人し生活介護施設に元気に通所中 気管切開と夜間の人工呼吸器 食事は胃ろうから 小さかった末っ子は今では家族の大きな拠りどころです

力も終業式

この一週間微妙だったが、念のため通園を控えたことが奏功して、
今日予定していた受診には行けた。

ずいぶんさぼっていた眼科と、手指及び側弯(そくわん)の整形外科。
今年度から、それぞれの科の担当医の診察日と療育センターの通園日がばっちり重なってしまった。
また、急を要さないため、
入院した時に(ついでに)診てもらおう、という思惑が、
力はすっかり入院からご無沙汰するようになってしまって、いい方に狂ってしまったため。
眼科など、1年ぶりとなってしまった。

まずは眼科でチェックを受けた。
眼科は斜視と遠視、あとは白眼になること、だが、
眼自体に異常はなかったし、
斜視は、体調が悪い時に、内斜視がちになるのだが、以前よりはかなり少なくなった感じ。
ちゃんと見ることができているので、あとは、3歳すぎてから、眼圧検査などをしましょう、
ということで、終了。
おおーいい感じじゃんー。

次は整形外科。
今かかっている病院の整形は、いつもめちゃくちゃ混んでいる。
今日は、市内の公立小中学校の終業式だったので、もしかして午前中はすいているのでは?
と思っていたら、我ながらいい読みであった。
いつものように激混みではなく、思ったより早く診察を受けることができた。

整形(手指)は、まずは、左足指に生えていた6本目の指をどうするか、
で受診し始めたのだが、
シビアな手術してから以降、どうも手の開きが悪いことを看護師さんに指摘され、
長期入院中から、手指について、治療を受けていた。

まだ体重が3キロをうろうろしていた頃だろうか。生後半年くらいだ。
手の型をとり、手首から上の小さな装具を作って、
当初、入院でしんどい中、体拭き以外はずーっとつけていた。

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退院後は夜のみつけてね、
と言われて頑張って装着していたおかげで、
手指はかなりやわらかになり、
装具の効果の絶大さに、とても驚いた。
再度手の成長に伴い、
少し大きな装具を作って今に至る。

診察前に事前にレントゲンを撮ったが、
担当医は力の手を見るなり、
「あーもういいみたいやね。もう装具はいらんみたいやね。」
と言われた。
もともと骨にも異常はなかったし、
このごろは、握力も少しずつはついてきている。
装具も実は、このごろは、思いついた時にしか装着してなかった。
だから、このお墨付きは、とてもうれしかった!
三年ですねえ。石の上にも三年!

次に、また整形(側弯)。
力は、生後の逆流症の対策のために、
(胃から腸に流れやすくするよう)ほとんど右側を下に横になっていたが、
その影響なのか、または、
胃ろう(左わき腹方向)を作ったため、そこをかばっているのか、
それとも、もともとなのか、
背中がまっすぐでなかった。
仰向けに寝ると、英大文字のJみたいに曲がってしまっていた。
そのことは、怒涛の入院生活が終わって一段落し、リハビリに通うようになってから、
気にかかりはじめて受診し、今に至る。

骨の異常はないということで安心していたが、
身体の動きが出てくれば、偏りが出てくる可能性もあるので、
定期的に受診することになっていた。

チェックしてもらったが、
「いいですね。大丈夫です。」
とのこと。

座り始めたりたっちが始まれば、もしかすると、症状が出てくるかもしれないが、
今どうこう、というわけではないらしい。

手指がひとまず終了したとのことを話すと、
それなら、こちらも、何かあった時に診察してね、
ということになり、側弯受診もひとまず終了と相成った。


おお!眼科も良好にてだったし、整形外科に関しては、とりあえずの一区切りではないか!
折しも今日はおねえたちの終業式。
力も夏休み前に、終業証書をもらった気分だ。

まだまだたくさんの科を受診している力だが、
今回のように成果が見えて、ひとつずつ受診科が減っていくことは、なんてありがたいこと!
受診自体はいつものように疲れてしまったが、今日はいい気分で鼻歌交じりに帰宅した母であった。

これも、協力してもらった皆さんのおかげと、力が頑張った成果だ。ありがとうありがとう。

<ちからくん通信簿>

◎よくできました

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