みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

学期末の桜見物、進級の春

 

先月末には当地、桜満開になり、

最近恒例となっている近所の名物桜を観に、

晴れた日に散歩に行った。

 

晴れていたがやや肌寒く、

なんとなく力の機嫌もぼちぼちで、

早々に帰ってきたが、

桜はとても美しかった。

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終業式は欠席したが、

その前日は登校し、先に通知表などをいただいてきた。

アルバムも良い写真ばかり撮ってもらっており、

ありがたい限り。

何より嬉しかったのが、

こんな状況で、

出席率が5割以上だったことだ。

年末に肺炎入院したにもかかわらず、だ。

 

感染症関連での登校見合わせもしている。

こんなに行けてたんだ、と、

大袈裟かもしれないが感慨深かった。

週明けになって、

学校に行く?と尋ねるとやる気を見せてくれたこの1年。

学年の雰囲気のお陰だと思う。

ありがとうありがとう!

 

花見散歩はイマイチだったが、

春休み中、

暖かい日にはベランダ日向ぼっこを何度かした。

お姉ちゃんがいると、特にうれしそう。

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4月になり、お姉ちゃんたちは早々に新生活に突入。

力は今日始業式だったが、

受診などと、今週末に3回目のワクチン予約したので、

春休み延長し、

少しでも安心材料を持って始業することにした。

 

昨年度の担任の先生から連絡があり、

クラスメイトも担任の先生もそのまま持ち上がりで、

親子ともどもホッとした。

楽しい日々がまた始まる!

 

今年度はビッグイベント修学旅行(TDR)を控えている。

ここ2年、残念ながら開催されず。

力も中学部の修学旅行が中止になった。

 

肢体不自由児の特別支援学校の生徒たちは、

卒業したら多くが進学せず、

作業所や生活介護の場に身を置くことになる。

 

そんな生徒たちの、

学生時代で最も憧れであり、目標でもある長旅。

難しい状況は続いているが、

今年度こそ、と願っている。

 

行けるか行けないかはその時次第だろうが、

大きな目標にむかって、

体力や社会性を身につけていける1年になれば良いな。

 

高2の力、今年度もがんばります!